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早起きチャレンジ

『眠い』
毎朝1番に発生する感情だ。これより先に来る感情は、『寒い』か『暑い』くらいだ。私は朝早く起きることがしんどい。小学生の時からすっきり起きた試しがなかった。6時20分に起き、7時10分に出発し、7時30分到着するが、私の所属する組織の中では遅い方だと思う。実際、仕事場につくと分単位でミスなく準備を済ませないと朝会に遅刻してしまう。朝の10分は夕の1時間に匹敵するとはよくいうものだ(実際の意味合いとは違うが)。

転勤する度に『今回こそは直すぞ』と意気込み、1週間くらいは5時に起きて、朝活動するのだが、昼間恐ろしいくらいの眠気に誘われてしまう。昼間の眠気がつらくなり、結局は『仕事に間に合う程度のギリギリの時間に起きる』ように戻ってしまう。この1年はすっかり諦め、”遅刻キャラに見えない時間に到着できるようにする”をモットーに暮らしていた。

8月になり、試験勉強を始めると意気込んだ時があり(※顛末は前のノート参照)、日々の勉強時間を捻出するために朝のスッキリした時間に勉強をしようと思いたち、早起きを開始することにした。

生まれて30年目、特に1人暮らしを始めて7年目、失敗パターンは身についている。
失敗その1→無謀な時間に起きようとする。 
      例:朝4時起床
失敗その2→睡眠時間を削って早起きをする。
      例:1時就眠 5時起床
失敗その4→2度寝を見越した時間設定にする。
      例:5時30分に起きるために30分前からアラームかける。
失敗その3→朝、大量に勉強することを目標とする。
      例:問題30問進める
失敗その4→寒くて起きることができない。朝暗い ※秋冬限定

今回はそれを踏まえて以下の計画を立てた。
①22時~23時に就眠し、朝6時に起床する
一気に朝5時だと、日中の眠気がひどいのを知っているから、初めはこの時間にした。徐々に早めることとする。
②スヌーズ機能は使わないで起きる。
これは気合しかないと思って、いつもとは違う曲を選曲してみた(最近韓国ドラマにハマっているので、BTSのButterにした)
③今日着る服を目の前に準備しておく。
着替えたら、二度寝はしないだろうという発想である。
④勉強は3問だけ進める。
沢山やろうとしてできなかったら本末転倒だからだ。

この4つをルールとして実践してみたところ、1カ月半は苦痛なく持続できた。睡眠時間もしっかりとれているせいか、日中は眠くならない。良いこと尽くめでとてもルンルンとした気持ちだった。思った以上にチョロかった。
週末の勉強も捗り、いいんじゃないかと思っていた。



しかし、1カ月半しか続かなかった。敗因は当直が立て続けにあり、全く眠れずに忙しかったことと、当直でない日も大変な日が多く、帰宅が夜遅くになり、就眠時間が遅くなってしまったことである。忙しい期間は不運にも3週間続いたが、この間に生活リズムは崩れ、勉強のモチベーションも消え去り、今に至る。

起きることができない大きな要素を忘れていた。
仕事が忙しい時は誰だって、どんな職業にだってある。私はその時のコントロール方法を全く考えずに過ごして負けてしまったのだ。序盤調子が良かっただけに悔やまれる。こうして早起きチャレンジは不成功となってしまった。

そうはいっても早起きチャレンジは自分の意思でいつでも開始できる。また、モチベーションが上がった時に試してみたいと思う。その時は『忙しい』という敵をうまくコントロールして習慣化できたらと思った。

ポチポチ書いているうちに夜更かしてしまったため、もうすぐ寝ようと決めながら、明日のゴミ出しを忘れていることに気付いてしまった私なのであった。


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