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ラララなお昼

焼き鮭、卵焼き、唐揚げ…

どれだけ眠たい朝でも鼻唄を歌ってしまう

小さな声で ラララ

お弁当箱が彩りに敷き詰まっていく

菜箸をカチカチ、リズミカルに

食べるのが大好きなあなた

実際に食べる姿は見えないこのお弁当だけど

お昼時になるとあなたの鼻唄も聞こえる気がする

蓋を開けて ラララ

毎晩空っぽで帰ってくるお弁当箱がきっとそうだと教えてくれる

二人の ラララ は毎日を繋ぐ美味しさと思いやりの鼻唄。


#ポエム #詩

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。