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延々

見えない、先のみえない階段を昇るような

螺旋を描いた上を見上げてはため息をついた

誰もいない何も感じない

そんな状態に救いをさしのべるように現れたあなたをわたしは神様だと思った

でもあなたは上から覗きこんで優しくこちらに微笑むだけ

最初は助けになっていたけど、それに甘えるようになり

登り続ける私は「迎えにきてほしい」と呟いた

その途端あなたは消えた

多くを求めた事を後悔した

もうなんの助けも無くなった

昇り続けることに限界を感じてきた

優しい微笑みに溺れ多くを求めた愚かなわたし

延々と階段に挑み非望の向くまま見えない明日を望み続ける

どうかわたしにわずかでも光を。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。