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世は「大学お笑い時代」だと気づいた私の話

私は「芸人」を尊敬している。②


どうも、特別急いでないのに何故かこの時期に教習所へ通い始め、高校生たちのイルミネーション級の青春キラキラに自分が霞みそうになるアラサーです。クリスマスはもう終わったって聞きましたよ。

前回は、私が如何にしてお笑いへの愛が発散し収束したかを話しました。端折ったけどもっと水10の話したかった、轟さんも音群さんもゴリケルもオンディーヌ家も落ち武者もみんな大好きだもの。

さて今回は大学お笑いのお話。
あの時と同じく、若手を知るにはニューヨークからだろ!ってことで、ニューヨークのYouTubeチャンネルをスクロールしていたら、私みたいな人がよだれ出して喜ぶ企画大多数。その中で見つけた。今の私にぴったりの動画。


おもしろ。え、知らない人ほとんどだけどおもしろ。大学生ノリとプロの芸人との間にある、視聴者が一番楽しめるテンションで全員喋ってるよ…。


前提として大学お笑いのエピソードトークが仕上がっているうえに、みんなが思い出を共有しているから全員でこの話を面白くしようとしている熱に感動した。
そしてこの動画で「お笑いサークルに居た人がプロになるルートが注目されだしている」ということを初めて知った。
流石に動画に出ている人たちの2.3個下だし大学に通っていたし、お笑いサークル自体は知っていた。なんなら同じゼミの友達が演者側でO-keisに入っていて少し話を聞いたこともあった。
でもプロのお笑いを劇場で見てきた私はお笑いサークルを見たり楽しんだりすることは『ダサい』という感覚があった。いや笑えないよ所詮素人が作ったネタなんて。と思っていた。
いやどう考えても、お前が一番笑えないほどダサいよ!

世間に「大学お笑い」が知れ渡ったのは2019年M1準決と敗復でのラランドだと認識している。
カリスマすぎた、かっこよすぎた、面白すぎた。
これが養成所に行ってなくても作れるのか、と驚いた。
でもまさか、最近の吉本が大学お笑いとズブズブなんて思ってもみなかったし、その流れを確立していた世代が自分の2.3個上だとも思わなかった。(だって在籍年被ってるほど年近いんだよびびるよ)

そして想像通りの「大学サークル感満載の活動内容」なことに驚いた。私がお笑いにお熱してた時代のNSCって軍隊だったときだからさ。こんなに先輩同期後輩と緩く楽しく4年間やってきた人たちなのに面白いの、ずるすぎないか??

笑いは苦しさを犠牲に生み出すもの、苦労してなんぼ、と植え付けられてきた思考が一気に変わった瞬間だった。

(生みの苦しみはいつまでもあるだろうけど、ここでは環境の話をしているよ)

そして、他のサークルよりも他大学とのつながりが強いのも特徴的だな、と思った。
動画に出ていた芸人たち、みんな大学がバラバラなのに出ている大会が共通していたり他大学のライブに出ていたりする。だからエピソードトークも盛り上がっていた。4年かけて一緒に切磋琢磨してたらそりゃ強くもなる。踏んでる場数がまず違う。そして仲良くもなる。
屋敷氏の言っていた「一生青春している」も強ち間違いじゃないね。


大学での横のつながりを持ったまま色んな形態・事務所でプロになるから、今の若い(私と同世代)芸人さんたちって、1年目からもう事務所超えて仲良いイメージがある。これって関西でもそうなのか、東京特有のものなのかな?

大学お笑い出身かどうかという線引きで見てみると、別の面白さを感じるかもしれない。


次回「え…板橋ハウスが神保町所属の芸人…!?」の巻!!!



(大学お笑いの芸人さんって色々いるんだなー。中でも一番驚いたのは、そいそ~すだなあ。何故か大学お笑いの人って正統派にかっこよく漫才するイメージあったから…)

(あの動画の一番のハイライトは、楽しく自分たちだけでお笑いの大会やってたのに吉本と電通が入ってきた、っていうところだなあ)

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