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アラサー女が美女と野獣(実写)をみて建築物に惚れ惚れした話

美女と野獣(実写版)【感想】

https://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast


視聴きっかけ

先日行ったTDLにて課金して乗った「美女と野獣魔法のものがたり」。ストーリーなにも知らんのに大感動したのでどうしても気になった!!!

あらすじ

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく(公式サイトより)

感想(ネタバレ)

美しくて素敵な物語でした…。ストーリー全然知らないで見たからさ、え、食器たちよ、きみらも元人間なの?って感じ。
そしてその従者たちがいい人ばっかり!!!
ベルの「あんな人のもとに居て逃げたいと思わないの?」っていう彼らと王子の歴史を知りもしないで平気な顔したノンデリ発言に思わず笑ったけど、みんなが父親からの教育に苦しんでいる王子を見て見ぬふりした自責の念にかられているってのもね…
その優しさをちゃんと感じてる王子もいて、あのお城メンバー最高じゃんとなりました。

ガストンの行いややり方はクソだけど、気持ちは分からんでもない。好きな女とその父が突然「野獣のいる城に捕まってた!取り戻したい!でも野獣はいい子なの!」って言ってきたら、魔法で呪われたと思っちゃうよ。

二人が心通わせあうまでのシーンたちはもどかしくてさ、「もう付き合っちゃえよ!!!!」と某僧侶の気持ちになっておりました。


最後はお決まりの何もかもがハッピーエンド!からのアリアナグランデで爆泣き。幸せな気持ちになりましたとさ。

少し気になったところといえば、人種のミックスを無理くり入れてる感じが否めないところ。
こんだけフランスって言っといて中世の感じも出しておいたうえで、黒人はその役職に当時付けていたのかな?と思う場面がいくつかあって、見てる側が違和感を覚える様な事はしなくてもいいんじゃない?その人種が輝くような作品を別で作ればいいのに、という気持ち。

城の内装、すごすぎ、もっとみせてくれ

ちょっとすごすぎなかった?正しくヨーロッパの城って感じ。ゴシックバロックロココ…とにかくなんでも派手に!装飾は細かく!みたいなあのヨーロッパ建築のノリ大好きなんですよ。
ベルのお部屋(東の塔)はエルミタージュ美術館みたいでうっとりしちゃったよ。

住みてえ

「ものがたり」としての意識づけ

初めて「美女と野獣魔法のものがたり」に乗った時に、終わり方が曲や乗り物の止まるタイミングなど全て完璧で、本当に本の中に入って二人の話を体験して、また本の外の現実へ戻ってきた感じがあったんですよ。

この映画もプロローグから終始ね、我々がね、本を読んでベルと野獣の物語を見せてもらっている感じのあるつくりだったんですよ。
それもこれもきっと、二人の間で本や物語というがキーアイテムになっているからだったのか!と大納得でした。

そしてこの作品って主題の曲が他のプリンセスと比べて珍しいなと思ってるんです。理由は、主人公同士の愛の掛け合いではなく、第三者目線(ティーポット夫人)で二人の愛が歌われるから。
アラジンもシンデレラもラプンツェルもお互いへの愛を伝え合う歌が有名だけど、これは違う。そこも面白いなと思いました。

あの課金アトラクションもう一回乗らせてくれ!!!


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