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097 こぬひとを【令和訳百人一首】

【原文】

来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに

焼くや藻塩の 身も焦がれつつ

(権中納言定家)


【個人的解釈】

いくら待っても来ない人を待って

松帆の浦の夕凪に焼く藻塩のように

燃え盛る恋に私の身も焼かれている。


【感想】

待つ恋、を題とした歌合で詠まれた首。

ついにきたね、定家さん。やっぱり詩自分のも入れておかないとね!

焼かれる焦がれる、って言われると私の中ではチョコレート菓子のイメージが浮かびます。

私は今絶賛PMS中でね、今日もほぼ一日中寝ておりました。そして今ものすごくね、チョコが食べたいね。

生チョコ、板チョコ、ガトーショコラ、フォンダンショコラ、ナッツチョコ、麦チョコ、、、うわーんどらえもーん!!!


【令和に言い換え】

私のところへ来てくれるはずもないのにな。

頑張って作ったのに焦げたガトーショコラのように

私の心もあなたへの想いで焦がれてしまう。


【備忘録】

・まつ(掛詞)

①松帆の浦:兵庫県津名郡淡路町の海岸。淡路島の北端で明石海峡に面する。

②待つ

※「松帆の浦の夕凪に焼くや藻塩の」は「こがれ」の序詞。

※「こがれ」は「藻塩」の縁語。 

【自己評価】

★★☆☆☆

もーいーくつねーるーとーバーレーンーターイーン。

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