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【原文】 奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき (猿丸大夫) 【個…
【原文】 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇) 【個人的解…
【原文】 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ (文屋康秀) 【個…
【原文】 いま来むと いひしばかりに 長月の ありあけの月を 待ちいでつるかな (素性法…
【原文】 すみの江の 岸に寄る波 よるさへや 夢の通ひ路 人めよくらむ (藤原敏行朝臣) …
【原文】 千早ぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (在原業平) 【個…
【原文】 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつしと聞かば 今帰り来む (中納言行平) 【個人的解釈】 私はあなたと離れ、因幡の国へ行くが 因幡の山に生えている松のように あなたがずっと待つと言うならば 私はすぐにでも帰ります。 【感想】 作者が因幡守に任命されて、京を旅立つときに詠んだ首。 どこに行っても待ってくれてる人がいるって どれだけ幸せなのかって話ですよ! (酔っぱらって突然説教始めるジジイのような言い草) そしてね、自分もすぐにでも帰
【原文】 君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ (光孝天皇) 【個…
【原文】 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに (河原左大臣) …
【原文】 つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵になりぬる (陽成院) 【個…
【原文】 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ (僧正遍昭) 【個…
【原文】 わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつり舟 (参議篁) 【…
【原文】 これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも 逢坂の関 (蝉丸) 【個人…
【原文】 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに (小野小町) 【個人的解釈】 桜の花は散ってしまった、 むなしく雨が降り続いている間に。 私の美しさも衰えてしまった、 恋に思い悩んでいる間に。 【感想】 出ました、小野小町様。どんだけ美人だったのか、会ってみたいね。 美女だと言われている彼女が詠むからエモい首です。 まあでも、おばさんになっても美人な人がこれ詠んだら世間の女からは反感買うでしょうね。 小野小町はババアに