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ADHDの遅刻観、人の遅刻はボーナスタイム

遅刻が許せる許せないの話がよくあるが、私は遅刻をするし、相手の遅刻もなんとも思わない派。
最初に言うが、遅刻してしまうことに弁明の余地がない。本当にすみませんと思う。それに自分が遅刻をしていいとも思ってない。遅刻をして損をするリスクは承知している。
今日は、それでも遅刻をする私の遅刻観についてひとつ。

まず、遅刻をしてしまうことについて。シンプルにタイムマネジメントができない。どんなに綿密に計画を立てていても例外の存在を全て予想することはできない。ヘアアイロンで火傷して対応したり、余裕を持って起きて淹れたはずの珈琲を床にぶちまけて掃除したり、ADHD人間は余計な手間を増やすのが得意だ。細心の注意を払って準備すれば間に合わせることも出来るが、それが出来るのは年に数回、絶対に遅刻できないイベントなどだ。毎回神経と尖らせて頑張って準備していたらすり減ってしまう。とてもできない。
これらを遅刻していい相手だと舐めていると解釈されてしまうこともあるが、私からしたらそういう相手じゃないと続かない。毎回すり減ってまで会う関係は続かない。相手を大事に思っているか否かは、私の遅刻とは関係ない。
みんなが簡単にできる当たり前は、私にとって死に物狂いでやることだ。
最近は時間を決めずに待ち合わせすることもある。電車乗ったら連絡するわ!程度の待ち合わせをしてくれる友人、めちゃくちゃ助かるありがとう。

一方で、相手が遅刻する場合もよくある。電車の遅延だったり、時間を間違ってしまっていたり。そういうとき、私は相手の遅刻に対して何も思わない。
遅れるという一報を貰えた方が余計な心配をしなくて済むが、基本的に人の遅刻はボーナスタイムだと思っている。
私は待ち合わせ場所の近くに本屋の近くを指定することが多い。本屋に入ると時間が溶ける、お金も溶けるけど。人の遅刻中に楽しめるんだからこんなにお得なことはない。
本屋がなくても私は本を持ち歩いているので、本を読み進めるボーナスタイムとなる。
私は暇への強迫観念が強いので、本やらPCやらと荷物は多いがやることには困らない。やりたいことも沢山ある。夏休みの宿題、やらない癖に出先にもっていくタイプだ。
よく、遅刻は人の時間を奪うなんて言うけど、時間を貰うだよな〜と思っている。1時間遅刻の連絡を聞いたら、近くの気になっていたカフェ行っちゃお〜とワクワクしてしまう。暇って最高のプレゼントだ。

仕事もそう。会議に遅刻する人がいたら、資料に目を通す等隈なく準備ができるし、なんなら他の仕事を進めることだって出来る。
学校や会社の朝礼のような場に遅刻するのだって、何が迷惑になるのか分からない。迷惑の言わんとすることは分かるけど、そもそも大勢の人間を集めるのに1人の遅刻を考慮しない制度設計に問題がある。その場に参加するのと議事録を見るのは確かに情報量が違うかもしれないけど、迷惑に及ぶ程の差はないと思っている。まぁ毎回遅刻してくる人間が悪目立ちするのは理解します。
でも、そうやって遅刻人間がコミュニティにいるのはチャンスだ。その人が遅れている間に他の事がやれるし、遅刻否定派からの信用も得られる。まさにボーナス。

こんな感じで、人が遅刻してもウキウキしながら過ごせる。なんとも思わないどころか、ラッキーだと。
遅刻許せない人には申し訳ないけど、遅刻をする人の頭の中、私の場合はこんな感じです。
私と待ち合わせする方、ボーナスタイム発生だと思ってくれ〜

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