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【書評】『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』を読んで

一年前友人から
「ゆー。さんこの本今のゆー。さんに響きそうと思ったんで良かったら読んでみてください」
と言われ、あまり人から勧められた本って読んだりしないんですが表紙のデザインに惹かれて読んでみることにしました。

一年前の僕はいろんなことに上手くいかない現状にもやもやしていて、どうしたらいいかわからないという想いがずっとありました。

そんな現状が打開できるとは思ってはいませんでしたが、結果から言うとこの本は僕の人生の中でベスト3に入るくらいの良書になりました。

この本は「ビジネス書」でもなければ「自己啓発書」でもありません。
対話形式の小説」となっていて、物語としてお話が進行していきます。

でも出てくる人、出てくる人まじで全員に共感できる。。!

「あぁ。。これは俺だ。。」
と何回思ったか。

この本は基本本を読んでる『あなた』に向けて書かれています。

書籍の目次
第1話 成功したいあなたへ
第2話 自分を好きになれないあなたへ
第3話 やりたいことが見つからないあなたへ
第4話 仕事がうまくいっていないあなたへ
第5話 人生をあきらめかけているあなたへ

どれか一つでも当てはまったと思う人はぜひこの本を手に取ってみてください。

今回はそんな悩めるあなたにおすすめする『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』をネタバレ無しで紹介していきます。



著者 紀里谷 和明さんについて

紀里谷 和明 (きりや かずあき)
映画監督・写真家。
1968年、熊本県生まれ。
04年に自らタツノコプロの代表に直談判して実写化の権利を獲得し撮影したアニメ『新造人間キャシャーン』の実写版映画『CASSHERN』を発表した後、09年には主演に江口洋介を迎えた『GOEMON』を公開。
15年にはクライブ・オーエン、モーガン・フリーマン出演の映画『ラスト・ナイツ』で監督としてハリウッドデビュー。
15歳の時に単身渡米し、94年に写真家としてニューヨークを拠点に活動を開始。
米『VOGUE』誌などのファッション誌をメインに活動し、日本では、SMAP「らいおんハート」、Mr.Children「NOT FOUND」などのCDジャケットを撮影。その後THE BACK HORNのデビュー曲を皮切りに、宇多田ヒカルの「traveling」、「SAKURAドロップス」、「光」などのミュージックビデオを手掛けた後に映画監督へ。
現在は、天童荒太の小説「悼む人」のハリウッドでの実写版映画の撮影を控えている。

僕自身この方存じ上げなかったのですが、写真家の方なんです!

しかも有名アーティストたちのジャケット写真やMVの制作、映画監督までされています。

そんなことまでされてたらさぞかし成功ルートを歩んでそうですが、この本に出てくる人物は全て過去の自分自身でもあるそうなので、やはり普通の人と同じように悩んでいたんだと思います。

以前書いた記事で『人生がときめく片づけの魔法』と言う本の著者近藤麻理恵さんという方を紹介しました。

僕の奥さんがこの方が好きでYouTubeなどを見ていたらしいんですが、なんとこの近藤麻理恵さんと紀里谷さんが対談するという動画が上がってましてこの人の人柄がめっちゃ伝わってきて、本を読んだ後にぜひこちらの動画も観てほしい。

言ってる一言一言がめちゃ刺さります。。





対話形式の小説

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この画像を見たときに「買お」って思いました。

この小説のサブタイトルには
『自分と向き合う物語』
とあります。

人生に迷って悩みながら日々を生きてる登場人物たちが、突然劇場に迷い込んで、そこの『支配人』と呼ばれる人との対話になっています。

その支配人に悩みを打ち明けたり、プライドを傷つけられたり、本当にやりたかったことを気付かされたりという形でお話が進んでいきます。

総じて僕が感じたのは
『これは世の中の「成功」とか「勝ち組」とか全く関係なく、本当に自分がやりたいことはなんなのか、本当の自分にとっての幸せとはなんなのか』
とこれでもかと向き合わされるなということでした。


そして話によって出てくる登場人物が違うのですが、僕は第4話に出てくるフリーランスになったけど仕事が上手くいかないという女性の話にめちゃくちゃ共感しました。

勤め人の時って「フリーランス」という職業にすごく憧れてました。

「好きなことを仕事にできてていいなぁ」
「悩みとか特にないんだろうなぁ」
っていうふうに見ていた自分がいました。

でも、そういう悩みって今いるステージから上がっていくと次のステージがあるだけなんです。

それはスーパーマリオとかのゲームと一緒ですね。

1面クリアしたらもうちょっと難しい2面があって、3面があって。。
っていう繰り返しです。

その時のステージで乗り越え方がわからない時にこの本を参考にしてもらえたらなと思います。




まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は僕の人生の中でベスト3に入るくらいの良書である
『地平線を追いかけて満員電車を降りてみた』
を紹介させていただきました。

繊細さんや、カメラマンを職業にしてる人であればきっと共感してもらえるんじゃないかと思います。

ぜひ読んでみてくださいね✨



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