15年以上前から、食料備蓄しています。

白柳 孝 つれづれ日記  vol.43

1.食料備蓄のきっかけ

世界恐慌が来る、食糧危機が来ると昔からみんなに言ってきました。
私が会計事務所を開業したのが昭和58年。そして平成元年(1989年)12月29日、日経平均株価は3万8915円の史上最高値を付け、翌年の1月から株価の大暴落、その後何年経っても経済は回復せず、失われた20年と言われ、もはや30年以上となる。いまから15年以上前に、こんな事はおかしい、なぜ経済は回復しないだろうと調べたことがありました。
その結果バブルは仕掛けられたものであり、将来は世界大恐慌が起こり、世界が食糧危機になると確信したのです。それから生命保険や火災保険と同じように、食料備蓄費用も保険料だと思って払い続けてきました。

300人委員会―「世界人間牧場計画」の準備はととのった!! 
ジョン コールマン (著), John Coleman (原著), 太田 龍 (翻訳) 

この本で世界の仕組みをビックリしながらとても興味深く読みました。そして将来世界恐慌が来ることを確信したのです。一般には陰謀論と言われるようですが、知れば知るほど、マスコミの報道に隠れた本当の事、この本に書かれた情報を元に世の中を考えた方が合点がいくというものでした。

この本には世界大恐慌と第三次世界大戦が計画されていると書いてあります。
だから食料備蓄が必要と始めました。会計事務所の職員はみんな眉唾物で話を聞き、所長は考えすぎ、少し頭が○○と思われながら、職員全員が何日間か食べられるだけの食料を倉庫に備蓄しました。色々実践をし、お米よりそばやうどんよりスパゲッティが乾燥率が高く、一番長持ちすると何箱か備蓄しました。缶詰や塩等も揃えました。でも2年もすれば買い換えとなり管理が大変になりました。

会計事務所での備蓄から職員個人宅での備蓄に切り替えました。
職員が15名にもなると、備蓄スペースもとり管理も大変になりました。その頃には賞味期限管理は総務に任せていましたので、毎年年末になると賞味期限の近いもの、忘れて過ぎてしまったものを職員に配布して、新たに追加をしました。しかしついに限界となりもう事務所で全員の分を一括備蓄はしない。各人自宅で行ってくれと言って備蓄品を再検討し、各家庭に備蓄品を配布しました。

意識が無い人は備蓄品を管理しないことが解りました。
分かっていましたが、所長が世界大恐慌が来るとか言っているのを眉唾ものと考えている職員は、当然信じてないし備蓄の必要性も感じてないので、適当に消費しても追加はせず、また賞味期限の管理もしないままでした。
でも全員に渡したからと自分の責任はこれでお終いと言うことに考えていました。

2.米の備蓄

食料備蓄とワインクーラーの両方に使える玄米貯蔵庫を導入しました。  

玄米保冷庫

友人が玄米の備蓄にいいものをみつけたからと、玄米保冷庫を勧められました。ワインも保存できると、ちょうどいいと思って倉庫にこれを設置しました。これに玄米を貯蔵しています。ちなみに職員の家庭用にはお米は米屋さんに依頼して5キロ単位の真空パックにして貰いました。最近私の備蓄を入れ替えたので私もこの中に真空パックの玄米を保存しています。

会計事務所のお客様(この方の対策は本当に素晴らしい)に備蓄に最適なもの(下記)と紹介されました。賞味期限が長いので長期保存が出来て安心です。


3.マスクの備蓄

マスクも備蓄してありました。
昨年の年末に備蓄品の大掃除を行いました。私のいないときに職員が自発的に行ってくれました。その時マスクも1000枚程度ありましたが、使用期限などを考えて職員が全員に配っていました。その後コロナウイルスの問題が出て、マスクが足らないと言うことで、私が備蓄してあるからみんなに配って欲しいと言いましたが、「既に年末にみんなに配りました。だから在庫はありません」との返事。みんなの為に備蓄してあるので配るのは良いが、その後の備蓄の購入はどうした?といいましたが、補充してないとの返事だけ。
備蓄の意味を考えずに、使用期限があるから配るだけでは何と残念なことでしょうか。あのとき補充していれば春のマスク騒動は悠々に越せたと思いました。職員個人宅ではもう備蓄はしてないだろうからと思い、事務所で再度備蓄を管理することにしました。これはもう職員自身でやることだと指示をしました。

4.電動缶切り機

電動缶切り機が欲しい。
缶詰の備蓄は賞味期限が2年程度。一箱24個入りの缶詰が5箱あると、120個の缶詰。これを入れ替えると古いものは食べ尽くせません。古くなったので人にあげるわけにもいかず、結局は破棄。中身の入ったままごみに出せず、缶を開けて中身を出し、水分を抜いて燃えるごみに、缶はびんかんのごみに。この缶を開けて中身を捨てる作業が大変、この為に電動缶オープナーが欲しい。(笑´∀`)


5.世界の食糧事情

いまからが本当に備蓄がいる。世界の食糧事情をネットで調べて下さい。 世界は新型コロナウイルスで食料の輸出制限、中国の大洪水、アフリカ・インドのイナゴの被害、日本でも雨が続き日照不足、もう目の前に迫っています。

売上激減も大変だが、食糧危機も迫っている。
経営者は全方位の危機管理が必要、平和呆けの日本人が今一度敗戦後の世界や、二宮尊徳や渡辺崋山の時代の大飢饉を見直すときだと思います。

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税理士 白柳 孝


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