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離婚までのカウントダウン「腹括れ」

行きたくない

電話もLINEも全部無視。話が進まない。
でも部屋のものを取りに来ないという話は聞いていたし、ゴールデンウィークまで片付けますます、と以前伝えていた手前、この週末にやらねばならない。ゴールデンウィークには車使えないし、もともと末娘と夫で約束があるらしい。

「いやだ、いやだ、行きたくない、いきたくない!」

ひとしきり静かに泣きでぼやいて
2時間くらい出発を渋って

それから切り替えて車を借りてもといた家へ戻ることに。

末娘も一緒に。
このままゴールデンウィークまでいてもいいし、というとくろみで。
なにより自分1人では、もうもといた家に行くことが不自然すぎる。

部屋のピアノを処分することになりました。
20歳の時に所持金はたいてかったアップライトピアノ。

悔しいけれど
こればかりは持っていけない。

暗い本音を言えば
まるで結界のように自分を守っていた部屋にはアート作品と楽器がたくさん転がっていて

これらを一刻も撤去する、ということに
自分の尊厳を切りつけられたような心地になったのも事実。

同じ穴のムジナ

散々このnoteに心の内側の声をさらしていますがつくづく思います。

私の尊厳云々、えらそうに言ってますが
私も相手の気持ちにまったく寄り添ってないし

子どもと自分が被害者のような気持ちになっていますが

視点を変えれば、私は自己中に自分の感情で人を振り回しているレジリエンの力に欠けた愚かな母に見えることでしょう。先方のご家族からしてみたら、とんだ疫病神です。

いろんな人の立場で私を眺めてみると
子どもは「必死」だし
実家の両親は「心配」だし
義親たちは「関わりたくない」し
夫からすれば「オレを傷つけるな」だし。

私の立場はやっぱり「ワタシを傷つけるな」だし。

今回のことでよく見えたことは
しょせん、私も夫も自分の気持ちを守ることで精一杯の、相手を思いやる余地もない、口でいっぱしのことをいって、一見社交的で家族には支配的なこだわりの強いしょうもない人間という点でにているんだろうなと。

なぜ結婚したがったか、惹かれあったかの理由も、この解消されなかった愛着問題が根底にあるし、離婚に至る理由もそこ。

これまでの痛みの全ては
無自覚で
解消されていない
家庭的愛着に問題があったと

結論づけています。

それを理解した上で
理解してるからなおさら

やっぱり早く離れた方がいい。

と思います。


結局、登場人物たちは何も自覚しないまま死んでいくのですから。


明日、精算をします。

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