見出し画像

月と理不尽な太陽

月ってことある事にチヤホヤされてますよね。
ストロベリームーンとか中秋の名月とかなんだの、その度に注目を浴びてテレビなんかにも取り上げられる。
某ハンバーガーショップなんて毎年お月見シーズンになるとそれに乗っかって月見関連の商品まで売り出しちゃってる。

しかし、よく考えてください。
それははたして月の功績なのでしょうか。

月は自分から光を放ちません。
誰のおかげで輝けているのでしょう。
これは太陽の功績と言った方がいいのではないでしょうか。

太陽の理不尽さ

「君は太陽のようだね」
これは褒め言葉ですよね。
このように太陽は"明るくてまさに主役"というようなイメージを持たれがちです。
しかし実際のところ太陽はかなり理不尽な扱い方をされています。


報道番組などで、月は先程述べたようにその姿の美しさや珍しさを取り上げられてるのに太陽といえばどうでしょう。
猛暑の日に蝉の声をバックに映し出され、「太陽、これはお前のせいだ」と言わんばかりに暑苦しそうな映像ばかり流されています。
これでは太陽の好感度爆下げです。


しかも紫外線だのなんだの言われ、わざわざ"日"焼け止めとかいう自分の存在を拒否されるような商品まで売り出される始末なのです。

「やっと自分を見てもらえる、、!」という日食のときでさえ、 結局半分の功績をまた月に持っていかれてしまいます。


なんたる屈辱。照らしてやっているというのに。

そんな太陽ですが、じゃあなぜ"明るくてまさに主役"なイメージを持たれるのでしょう。
やはりこんな扱いを受けてもへこたれず周りを照らし続け、さらにそれでいて謙虚な姿勢が評価されているのでしょうね。
これからは「暑い」とか「まぶしい」とか「肌が焼ける」とか文句を言うのを控えてあげようと思いませんか?






いや、私は全く思いません。
暑いことに変わりないし日には焼けたくないです。

そもそもなんでこんなに太陽のことを持ち上げた文章を書いたんだろう。
よく考えたら太陽は自分勝手に光を放っているわけであって、もしかしたら月だって太陽に照らされず静かに暮らしたかったかもしれない。
じゃあ全然謙虚なんかじゃないじゃん。



…危なく太陽に完全に洗脳されるところでした。
なるほど、"明るくてまさに主役"というイメージは太陽自身が人間に洗脳をかけて生み出したものだったのですね。

このように当たり前だと思っている概念は実はすべて洗脳や呪いからできています。
皆さんも十分気をつけましょう。

















嘘ぴょーん

トリックオアトリート
糖質制限中なので、イタズラとして自分を錯乱させました。
秋ですね。秋といえばお月見だ。