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石木ダム問題と2022年長崎知事選挙~少数意見を反映させる選挙方法はある!?~

タイトル画像は、こうばるほずみさん作「ダムのツボ」(P8石木川の自然・川魚編)より 20…

100の出来ない理由を考えるより、たったひとつの出来る道を探すこと~海老原宏美さ…

タイトル写真は、2014年の51歳の誕生日のポートレートを亀山ののこさんに撮ってもらった…

2022年次郎の初夢はママが死ぬ夢だった  ~海老原宏美さんに感謝を込めて~

私と次郎のお正月は、なにも変わらず過ごすことに決めている。お正月気分に触れようものなら、…

私がめっちゃ頑張らなければIQ18の次郎は消される?!/映画「夜明け前のうた~消さ…

タイトル写真の次郎(右)は、姉の結婚式に、満面の笑顔で出席している。4年前のことだ。次郎…

嘘やろ?!「そもそも、この日航123便墜落に関しては、日本航空も米国ボーイング社も…

今、「日航123便墜落の新事実~目撃証言から真相に迫る~」青山透子(元日本航空客室乗務員…

喜望放浪~母なる大地アフリカの旅~河口正紀著<武蔵野書房>を読んで また読んで

「よしこさん、おせーよ。やっと僕の偉大さに気づいたの?」 「ごめんごめん、32年もかかっ…

今日はなんとしても、具志堅隆松著『ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤ―」になったわけ。』を紹介したい

ニュースでは、6月23日が「沖縄慰霊の日」だということを知らない人が日本人の7割にのぼるとしきりと言っていた。 そらそうやろ?年に一回、この日だけに話題にするのだから。だって、辺野古のことも高江のことも、今離島に次々に作られている物騒な軍事施設のことも、普段ニュースにならないじゃない。 慰霊の日を知らない人が増えてることが問題だとか言っている暇があったら、今、慰霊の日までの5日間、ハンガーストライキをしている具志堅隆松(ぐしけんたかまつ)さんを取材してほしかった。今回のハ

結論、「わたしが障害者じゃなくなる日」海老原宏美著<旬報社>を読んでほしい

電話の向こうの不動産屋は言った。 「最初に申し上げておきますが、契約者様が外国籍であるこ…

あんたらだけでも忘れんちょいてや

この題名にした言葉は『放射線を浴びたX年後』伊東英朗著(講談社)の中に出てくる言葉だ。 1…

コロナとか差別とか差別とか・・・

「いろいろ」 そういうオモシに、私は「たとえば、どんなことがあった?」と聞いたのだけど、 …

『子どもが増えた!』~明石市人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~を読んで

私が兵庫県明石市の泉房穂市長を知ったのは、2019年1月の暴言騒動の時だった。市長が住民との…

山本潤著『13歳、「私」をなくした私』(朝日新聞出版)を読んで

著者の山本潤さんは、父からの性暴力サバイバーとして、テレビなどで発言する姿をお見かけする…

ラブのてんこ盛り?!~「ぷかぷかな物語」を読んで~

届いたその日に一気に読んだ。 著者・高崎明さんの10年の記録でもある「ぷかぷかな物語」を息…

・・・やはり私は山本太郎さんを応援します!

あなたが最近「死にたい」と思ったのはいつだろうか? 【「僕にもできた国会議員」山本太郎・雨宮処凛(取材・構成)筑摩書房】のまえがきで、山本太郎さんにいきなり聞かれる質問だ。 まえがきは続く。 「私は10分前だったかもしれない。あなたはどうだろうか。」と。 私は、今朝だ。 私は次郎に「死のうか?」と言った。驚く次郎に、「障がいを苦に、無理心中。あの明るい親子が?!ってタイトル付くね。」と私が言い、次郎が笑った。冗談ついでに、「物語だったら、~別れた父親に『少し支援して