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【金曜日のしかけ#4】すごい社長の心得3ヵ条

すみません!「日刊7秒しかけ」なのですが

毎週金曜日は「7秒しかけ」ではなく、フツーの会社の「すごいしかけ」を紹介します。

フツーの会社の「すごいしかけ」とは、GoogleやAmazon等の一流企業が実践しているしかけではなく、隣の優良な中小ベンチャー企業にしかけ研究家白潟がインタビューさせてもらい発見したしかけです。

第4弾の「すごいしかけ」は「すごい社長の心得3ヵ条」です。

社長の言動は幹部や社員のモチベーション、社長への信頼度に大きな影響を与えます。

多くの社長は社員のモチベーションを下げないよう、社員から信頼を失わないように日頃から自分の言動には気をつけています。

ただ、ややもすると次のような言動をとってしまいがちです。

・ 辞めた社員の陰口を言ってしまう
・ 幹部の悪口を社員に言ってしまう
・ 幹部や社員の話をさえぎり否定する

・ 間違えても『ごめん』と言わない
・ 幹部や社員にやりなさいと言ったことを自分はやらない
・ 上手くいかなかったことを幹部のせいにする

・ 直属の上司を中抜きし、現場におりて口出しをする
・ 会食の翌日は遅い時間に出勤する
・ 幹部の手柄を横取りする

今回は、自分を律し社員の模範となるよう努め優れたリーダーシップを持つ田原社長の「すごい社長の心得3ヵ条」を紹介していきます。


1 会食の翌日も7時に出社

皆さんの会社では社員同士でこのような会話ありませんか?

Aさん『社長11時30分に会社に来たね!』
Bさん『昨日、社長会食だったみたいだよ』

Aさん『そっか!社長はいいね!』
Bさん『うん、そうだね!私も飲み会の翌日はゆっくり出社したないなぁ』

社長は、会社の成長を目指し日々精力的に取り組んでいます。その一環として重要な顧客、将来性の高いビジネスパートナー、メンター等との会食をします。

これらの会食は、決して個人的な飲酒や美食の欲求を満たすためではなく、あくまでビジネス上の重要な関係構築という目的のために実施しています。

幹部や社員も社長の会食の重要性は理解していますが、会食の翌日に社長が遅めに出社することに対して彼らは必ずしも寛容ではありません


実は、田原社長は冒頭の会話に登場するような社長ではありません。

会食の翌日も7時に出社しています!

え!7時に出社!驚いた社長もいるかもしれません。
田原社長は誰よりも働きたいし、会食の翌日に遅く出社すると社員から信頼を失ってしまうと思っているので会食の翌日でも毎朝7時に出社します

会食が月数回程度であれば実践できる社長もいるかと思いますが、田原社長会食を週4回もしています。その全ての会食の翌日に7時も出社してるんです。

もちろん、会食がない翌日も7時出社です。

2 否定から入らない

次は、よくある社長と幹部の会話です。

幹部『社長、今期の売上目標を達成するには更なる営業力強化が必要です』
社長ちがうだろ!何言ってんだよ、今は営業よりもマーケティングでしょう。なんでそんなこともわからないの?』

幹部『はぁ・・・申し訳ございません』

当たり前のことですが、社長からすると幹部の提案や意見は間違ってることが多いです。だから、ついつい幹部の提案や意見を発言直後に否定してしまいます

発言直後に否定された幹部はどう思うでしょうか?

否定されて喜ぶ幹部はいないと思います。程度差はありますが否定された幹部は落ち込みモチベーションも下がるでしょう。

社長への提案をしなくなったり、何度も社長から否定されることで社長を信頼しなくなる幹部もいるかもしれません。

田原社長が大切にしていることの2つ目を紹介します。

否定から入らない!

素晴らしいですね、否定しないは簡単にできそうですが意外と難しいです。

お恥ずかしながら、私が30代のころは幹部の提案や意見が間違っていた時は常に否定していました。その時の口癖が

それ、ちがうでしょう!

ちがう」はよくない言葉です。


田原社長は、幹部が間違った意見を言ったときは

何のためにそれをやるの?

と問いかけるようです。

否定から入らない田原社長を心から尊敬いたします。


否定から入らないに関しては、7秒しかけの『ちがう』でなく『そのこころは?』も活用してもらえれば嬉しいです。

3 出来ないことは幹部に任せ口出ししない

田原社長が大切にしていることの3つ目は、
自分が出来ないことは幹部に任せ口出しをしないことです。

社長には次の2つのタイプがあるかと思います。

タイプ1:様々な分野について一定の能力を身につけたい
タイプ2:自分が出来ないことはできる人にやってもらう

どちらのタイプが優れているというわけではありませんが、タイプ1の社長は人に任せることが少ないため人材育成はあまり得意ではないかもしれません

タイプ2の社長は比較的人に任せると思いますが、自分ができないテーマなので不安もあり、つい口出しをしたり過剰な報告を要求したりするリスクがあります

田原社長はタイプ2の社長ですが

任せた後は一切口出しをしない

ようです。

任せた後に口出しをしないことは決して容易なことではありません。多くの社長は『あれどうなった?』『あの件は順調か?』といった質問を幹部にしたくなるものです。

このような自制を自然と実践できる田原社長は本当に素晴らしいです。幹部への信頼と自立を促し介入を控えることで彼らの成長を見守る、卓越したリーダーシップを発揮しています

任された仕事を自由に進めることができる幹部にとっても田原社長は理想的な上司だと思います。

自由裁量を持って仕事を進めることで生産性が高まり、より優れた成果を出すことが可能になるでしょう。

4 すごい社長の心得3ヵ条

ここまでいかがでしたでしょうか?
田原社長が日頃から心がけ実践している心得を3つほど紹介させてもらいました。

① 会食の翌日も7時に出社
② 否定から入らない
③ 出来ないことは幹部に任せ口出ししない

これら3つをすでに実践している社長は、田原社長に共感を寄せることでしょう。

残念ながら、いくつか実践できていない社長は今日からこの3つの実践をおススメします。これらの習慣はより効率的でポジティブな組織文化を築くのに役立つことと思います。


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すごいしかけ「すごい社長の心得3ヵ条」を実践している田原社長の会社は、本社が東京秋葉原にある、資金調達サポート業務を中心に、起業家・経営者から必要とされるサービスを提供している株式会社SoLabo様です。

日本をハッピーに」を企業理念に事業を推進しています。

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実践したらX(Twitter)への投稿、またはNoteへコメントしてもらえたら嬉しいです!

今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
それでは、また来週!

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