若白髪

カッコつけた文書くのやめました。 ありのままの泥つき大根の日常です。

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最近の記事

初 貸切映画館

先日、久しぶりにレイトショーを見に行ったのですが 人生で初めて本当に1人っきりの貸切状態でした。 想像だけすると、 なんと贅沢な!と思うのですが、 実際、その状況になると、 CMこそ大音量で流れているものの、 無に近い空気の質感 暗い照明 意外にホラー味がありました、、、 何事もなく上映は終わり、 充実した、リッチ映画タイムを堪能したのですが、 皆さん映画の時ポップコーンって食べますか? あれってその人の空気読め度が分かる気がするのですがどう思いますか、、、? 一緒に

    • 手紙とラインどちらも同じ類のものだけど。

      今回はすごくタイムリーな時事ネタである、 不倫騒動で騒がれている恋文露呈の件である。 私は手紙の内容についてより、 その手紙が露呈したことについての世間の反応がとても面白いと思った。 意見としては、 ・こんな文を書くなんて気持ちの悪い ・恋人に書く手紙なんて大体こんなもん、それより流出させたやつ誰だよ、趣味悪いぞ? 大きくこの2局に分かれていて、 内容がかなり真っ直ぐな気持ちっぽい感じだったので恐らくこういった 擁護の声もあるのだろう。とも取れるが、 これが同じ文言

      • みどり とかいうとんでもない女は自分 かもしれない。

        皆さんは村上春樹さんの著書 「ノルウェイの森」をお読みになったことがありますでしょうか? "みどり"というのは、そのお話に出てくる女性の名前で、 お話の中で、みどりは大胆な発言や行動が垣間見える、謎が多そうだがかなり誠実そうでもある女で、主人公(男)に思いを寄せている。 その主人公との会話の中で、 私の求めているのは完璧なわがままで、 例えていうならあなたに今ショートケーキを 買ってきてと頼む。 あなたが急いで買ってきたショートケーキを 受け取るや否や、 私はそのケ

        • かっこつけるのをやめましたとか言う自己紹介

          はい。こちらは本日変えた自己紹介に書いた文言の一部です。 何か自分の表現ができたらと思って短編書き始めたのですが、 20代後半になり カッコつけて頑張るのが、 心底つまらない、、、、 向かっているものに夢中に慣れない現実や、 それがカッコつけみたいな物だと余計に白けて冷めている自分がいたんです。 完全に性格や、価値観の問題ではあるのですが、皆さんは自分のためだけにカッコつけて頑張れますか? どうやら私は自分のやることで人が笑っていたり、とりあえず今日も1日やり過ごす

        初 貸切映画館

          見つけた物を塗りつぶされる毎日

          「あなたは本当に真面目だね。」 今でも嬉しくない言葉だ。 これを褒め言葉として使う人は全他人に興味がないのか、 単純に私に興味がないかのどちらかだと思っている。 真面目で良いことなんて好きでもない人に好かれると事くらいしか浮かばない。 "真面目に"コロナで仕事がないなりにできることを頑張った。 本当は縫いたいけれど困っているという理由でやりたくはなかった販売の仕事の手伝いも "真面目に"やった。お陰でいろんな尻拭いをした。 他力本願の憎さを痛感した。 "真面目に"やれば

          見つけた物を塗りつぶされる毎日

          毎夜の冒険

          眠れぬ夜が果てしない砂漠に感じる時がある 月に照らされ 目は冴え、夜なのに遠くまで見渡せるような時が 遠くにいる白いラクダが私を見つめる。 瞳の輝きやまつ毛の反射が星のように瞬く 目的地もなく、忍び足のような音のする砂を踏んでいく 太陽の光が反射してるだけなのに月の光は何故か冷たく刺す 途方もないと腰掛けた時、 サン=テグジュペリの" 星の王子様 "を思い出す。 話の内容はほぼ覚えていない。 王子様はさいご砂漠で死ぬんじゃなかったけ? 曖昧な記憶が孤独感を薄れさせる。

          毎夜の冒険

          とある販売員の話

          「いらっしゃいませ〜」 笑顔で声かけする私は 周りの商品を引き立てられているだろうか。 「ありがとうございます」 嬉しそうに笑みを浮かべるお客様がいらっしゃるから、この仕事を続けられる。 (今季のトレンド、アイテム、売り上げ目標) 自分が真に好きではない商品を売る ビジネスというのは効率に執着し、残酷である ・ ・ ・ ・ 気乗りした休みだけの朝散歩 普段使わぬ駅、見慣れぬ風景、店、建物 上り坂、下り坂、静かな空気 ワクワクというより夢の中を探検するかのような感覚。 時刻

          とある販売員の話

          私の身体

          今日も冷える帰路、家に帰り暖房をつける。 身体が寒さから隔てられると 空腹だったことに改めて気がつく。 自分のための夕ごはん 自分を抑制して" 仕事 "を優先する毎日の 自分を優先できる唯一の時間 満たしたお腹を大事にさすりながら 風呂の蛇口をひねる 服を脱ぎ自分の 身体 をまじまじと見る。 学生時代のような、筋質もハリもなくなった肌 ちょっとばかしのストレッチやらで なんとかその肉の位置をとどめているお尻 お湯に浸かってリラックスして伸びている乳首 少し触るとすぐ縮

          私の身体

          不注意

          あっ...! ゴトンッ! まーただ....。私はよくスマホを落とす。 さっきまで普通に持っていたのに。 落ちない場所に置いたはずなのに。 洗い物、しっかり握っているはずがスルッとコップが逃げていく。 ガシャンガシャン!! うるさい いけるかもと荷物を沢山持つ ボトッ.....あー、やると思った。 テスト中、残り10分。焦って筆を走らせていると 消しゴムがどこかへ旅に出る。 あいつはどこに跳ねるかわからないから恐ろしい 見つけたそいつを手にしてホッとする。 落とした物

          いざしようにも、

          雑踏の中の会話は6割は聞き取りづらい。 ほとんどはなんとなく相槌を打ったりしてしまう ただこの日に限っては、 帰宅ラッシュの時間のはずなのにいつもより同僚の声がよく聞き取れた。 「あの人結婚するんだって」 他人の幸せを自分も喜んだ方がいいと心得たのはいつだろう。 結婚を遠い彼方の理想郷に見ていた学生時代から 理想が実現できる、そんな歳になっていた。 社会人となった今は自分のために買った少し高めの飲み物で、この "つかえ" も胃に流し込める。 いい人がいなかった訳で

          いざしようにも、