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詩 「残量ゼロ」

心が どっかに飛んでった
体に ポッカリ穴が開いた
食欲は 3、4日前に旅に出た
いまだに 帰ってこない 
残り物のチカラで 出るのは
小さな溜め息と 自責の失笑
結構 ムズカしいな 生きるって
こうなったら 少しだけ
自分を 甘やかすのもアリか
ビルの 狭い空を見上げたり
孤独かよっと 笑ってみたり
腐るまで 寝てやるんだ
バッテリーが 1にでもなったら
少しは 前を向けるかな



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