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Facebook恐怖症

いわゆる「SNS疲れ」の時期が私にもあった。

mixiからはじまり、LINE、Facebook、Twitter、アメブロ…
知らない人とつながれることに夢中になった。いろんなオフ会やイベント、セミナーなどに参加した。ネットでも会い、リアルでも会うようになった人たちとは仲良くなるスピードが段違いだった。今までの人間関係とは比べ物にならない。最初は楽しくて仕方なかったが、だんだんリアルとネット上の関係が交錯して、人間関係がややこしくなってきた。

そしてついに体調をくずし、Facebook恐怖症になった。Facebookを見るのがこわくなったのだ。自分は活動できないのに、周りの友人やそのまた友人の知らない人たちの活躍やリア充の情報が次々おそってくる。
それを親しい人に相談すると、みんな「見んかったらええやん」というのだが、それができない。見ないのも世間から遅れていくようでこわいのだ。これは病んでいる、と思った。

この情報の渦から自分を守らなければ…。私はついにLINE以外のすべてのアカウントを消して、誰にも何もいわずにネット上から去ることにした。

そうして数年、別に困らなかった。必要な情報は、それなりに私のところにきてくれた。
同窓会の幹事がFacebookやってないというとめんどくさそうだったが、一応メールで案内は届けてくれた。なんだ。SNSやってなくても大丈夫だった。

今は主にYoutubeとnoteを利用している。

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