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タン美のアプリ婚活日記-いきなり詐欺疑惑

婚活という戦国市場に突入した、ワタクシ、タン美44歳、バツ2。
いや、突入当時はまだ30代だったけども。
とりあえずアプリで出会いなんて、初めてなもんですから。どんなもんやら不安1000%ですよ。とはいえ。周りのお友達も結構やっている→私自身は普通のはず→ということは同じくらい普通の人がやっているのではないだろうか。
そんな単純な3段論法で、とりあえずあるアプリに登録をしてみたのです。

初めてのアプリ登録

元来、取説とか読むの大の苦手。
なので、さっさか、とりあえず登録作業。
身分証明書だけは登録必須だったような気がする、そんな感じのアプリ。
年齢とか外見とか、趣味とか、諸々を、個人情報がわからない程度に登録。
写真は、まあ推しの一枚を。(顔は丸出しなので、知り合いに見られたら個人情報も何もないけれども。。。)
自分で言うのもイヤなやつですが、まあ、そこそこのルックスなものですから。
来るんですね〜、申請がww
こちらもお相手をサーチすると、いるんですよね。イケメンやらセレブっぽいのやら。見てると結構テンションアップ。
30代後半の私でもお相手に困ることはなさそう。
現実では会う人は多いけど、仕事やお友達以上に発展しなくなって、ナンパも減って、なんだかなあ、と思い始めてた私には、大漁旗掲げたいくらいの天国(笑)
でね、マッチングしたうちの一人の男子と接近していくわけですよww

初めてのリアルデート

プロフィール上では、少々ふっくら、あん●んマンみたいな艶のあるほっぺたが印象的な、10歳年下男子。自営業、身長180センチ、年収1500万以上(あくまでプロフ上ですが)。
そんな男子と実際にあう約束しました、ワタクシ。
待ち合わせ場所は有楽町のマルイ前。
こんなの何年振りなのか、って言うくらい、心臓バクバク。全然写真と違う人が来たらどうしよう!とか、来なかったらそもそもがっかり?とか。
行ってみたんです、現場に。
いました、若者が。写真よりもスッキリ。塩系男子。
言い過ぎかもしれないけど、福●蒼汰っぽい。

.....うそでしょ!

これが心の第一声。
だって、かわいいんだもん。福●蒼汰、結構タイプ。
プロフ写真よりもめっちゃいい!こんなラッキーあっていいのか?!そんな疑心暗鬼な私に先方から声をかけてくれて、マッチング相手の本人でした。
軽くお茶してね、結構お話も盛り上がってね。
いい感じだったわけよ!!!!

2回目のデートも存在しました。

1回目はお茶だけだったので。なぜなら、相手によっては早く帰りたくなるかもしれなかったから、ご飯にはしなかったの。
2回目は映画+ランチというプランにしたのです。お互い、顔と第一印象はOKだしね。
プロフ上は1500万以上の年収の若者。
映画もランチもお支払いしてくれるのです。10歳も年下なのに。
しかもブラックカード!!!
これはさー、もう王子様ってレベル??
有頂天に舞い上がったのですよ。いや、これ、みんな舞い上がるでしょ?

順調すぎる「付き合いませんか?」

ランチもしてね、話も盛り上がってね。
さらにお茶もしてね。いい感じなわけです。
そこに、彼から「すごく楽しいし、ぜひお付き合いしませんか?」の一言。

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

アプリ、ちょろいじゃん。(←心の声)

そりゃね、答えはひとつ。
でもね、次の一言でびっくり仰天なのですよ。
「じゃ、ホテルいこう」
意味わからん。
付き合うって言葉を交わしたからって、すぐにそれはないでしょ。
まだお酒もロクにご一緒していない。
これが噂のヤリ目なのか?
でも、それにしては持っていきかたが下手すぎる。
頭の中で乏しい(アプリ婚活)知識がグルグルグルグル。
とりあえず、その日はうまーく、解散に。

真の目的は、、、

その後のLINEやりとりとかも普通。
この間のホテル宣言は聞き間違いか?と自分を疑いたくなるくらいの日々が続き、ご飯食べたり、お酒も飲んだり。これぞ順調な恋愛を育むフェーズでは。
そのなかで、一緒にいるうちに気になってきた怪しいポイント。

「本当にこの人年収1500万?」

持ち物がね、違うんですよ。
マルイブランドなの、ほとんど。
マルイブランド、悪いわけではないのよ、いいのよ。
でも、1500万円以上稼いでる独身男子って、もっとメゾンブランドとか持たない?っていうか、素性が明らかな稼いでる友人たちと行動範囲や遊び方、持ち物、全部が違いすぎて、違和感だらけ。

気になっちゃったから、まあ、調べましたよ。一般的な状況を。
検索ワードは「アプリ、詐欺」
出てきた記事は、「不動産投資詐欺に注意」。
「二人のために」「将来のために」と、相場より高額な物件を売りつけ、バックれる。そんな詐欺がそれなりに横行していたそうな。

そんな彼の職業は「不動産投資」(笑)

てなことで、そのリサーチ後のデートにて。
切り出しました。
私「知ってる?こんな話(やや説明)。私、もうマンション持ってるし、詐欺とか引っかからないよ〜(あくまで笑)」
彼「あはは、何いってんの?詐欺とかないでしょ」
私「ツボとかも買わないからね〜」
彼「ウケるね〜」

あれが最後だったのね

上記、最後に会った時の会話です。
きっと、不動産を売りつけたかったんだね。そう思うしかない。だって、既読スルーになっちゃったもん。
驚きすぎて、笑っちゃうくらい。
ただ、思うに、詐欺だとしても初心者だったんじゃないかな、と。イチイチがスマートじゃなかったし。
まあ、結果、なんの痛手もなかったんで、傷というものもないのだが。

「アプリ、やっぱ怖いかも〜」

と、警戒するには十分な出来事だったのです。ヤレヤレ。
皆様もお気をつけあれ。


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