映画「あのこは貴族」
観たい作品のスケジュールと、自分のスケジュールが中々合わず…あー、とか、うー、とか言いながら、悔しく思う時もあるのですが…
これは、公開が終わる前に、絶対映画館で観たかった!
『あのこは貴族』 / 岨手 由貴子 監督
(公開延長、ありがたかったー!)
東京という街が、炙り出されてた。
"あーー、そうそう。東京という街の養分になってるんだよね、私たち…"
"そうそう、階層なのよね、まさに…"
そう思いながら観てたのは、私だけじゃないはず。
心なしか、多くの席が20代〜30代と思われる女性で埋まっていて、なんだかフェミニズムを感じたなー。
"私たち、みんなで頑張っていこうね!"
心の中で、そんな気持ちになりました。
映画館で映画を観るって、これだから良い。
コロナ禍になり、このことを改めて痛感します。
シアターと呼ばれる場所全てに言えることですが、1人で観に行っても、誰かと会話をしなくても、此処にいるみんなで作品を共有した…というその体感が、"孤独と共鳴の共有体験"になって、心を励ましたり、慰めたりしてくれるのだと思います。
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