「こちら側」に居てくれる存在
私が「一人じゃない」と思える瞬間。
それは、自分の「こちら側」に居てくれる人と出逢えたとき。
「自分に優しくしてくれる人」や「趣味が合う人」とはちょっと違って、自分と同じ方向を向いていてくれるような人。
私が喜ぶ姿を見て心から嬉しそうな顔をしてくれたり、私が責められていたら、むきになって一緒に戦ってくれるような、そんな存在。
その存在に気が付いたとき、私は背負っていたものが軽く感じられたり、張り詰めていた心が緩んだりと、なんだか涙が溢れてしまいそうなくらい、嬉しい気持ちになります。
もちろん、人は本来「一人」であるはずだし、自分が一番かわいいと思いながら生きているものだとは思っています。
でも、そんな「一人」と「一人」が寄り添い合って、どちらかの心に余裕があるとき、ほんの少しでも「あなた側にいるよ」という気持ちを伝えられたら。
私にとっては、「優しいことをしてくれる」以上に嬉しくて、大切なこと。
それじゃあ、私が大切な人にとっての「こちら側」で居るためにできることは何だろう?と日々考えています。
例えば大切な人とぶつかり合ってしまったとき。言い負かそうとするのではなくて、お互いが幸せになれるような答えを出そうとする努力をする。
もちろん、できない日もあるけれど…
ぶつかり合ってしまったときにでも、「相手が幸せでありますように」と思えるような、そんな余裕と愛情を、心のどこかに持っていたいなと思う毎日です。
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