【マインドフルネスで自信がつく】目の前のことに打ち込む
いま悩んでいることはどんなことでしょうか。対人関係でしょうか、仕事のことでしょうか、夫婦のことでしょうか。自分のコンプレックスでしょうか。
私はこれまでずっといじめられてきました。その中で打ち込んできたものがトレーニングでした。
特にトレーニングは好きではなく、トレーナーという仕事をしているいまでも自分とのトレーニングは葛藤です。でも、夢中になっていた時がありました。結論から言うとその時とても幸せだったんです。
この、目の前のことに熱中することを世間ではマインドフルネスと言います。
これは、トレーニングやヨガでなくても良くて、ただ目の前の「いまこの瞬間」に打ち込むだけ。
どうしてそれが?と思ういますよね。マインドフルネスでどんな未来が手に入るのか、それについて紹介していきます。
1 幸せの照準が定まる
目の前のことに打ち込むと言うことは、何か目標があるはずです。それが「やらないにといけないこと」ではなく、「やりたいこと」だったとき本領を発揮します。正確には、没頭できるものであればあるほど、強固な軸になります。
人は、没頭すればするほど、他のことはどうでも良くなります。その目標を達成するために夢中になるものなのです。その特性をいいように利用しましょう。
そうすることで、自分にとって何が必要で、何が自分の価値観か決まってきます。
トレーニー(トレーニングが好きな人)はトレーニングを猛進的に愛しています。
周りに気持ち悪がられようが、そんなことは関係ありません。
バイクが好きな人も、ゲームが好きな人も、猛進的にそれに打ち込みます。
自分の人生は自分で決めていいものですので、もしそれについて何か言及されたとしても、気にすることはありません。没頭していれば、気になることもありませんので、存分に熱中しましょう。
2 周りの声が聞こえなくなる
1の延長戦でもありますが、自分の心の声を尊重することで周りの声は本当にただの雑音になります。
これはスポーツでも読書でもどんなことでもいいので、この熱中を若いうちに経験することで、今後の人生において強みになります。
恐れずほかのものを全部捨ててもいいので熱中しましょう!
「ほかに全部捨てていいって、試験や受験はどうするのさ!」
もちろんそう考えて備えたいくらい冷静な人は、備えてはいけないわけではありませんので備えましょう。
ただ本当に熱中すると、そんなことどうでも良くなるのです。
それが最適解かどうかは別として、本当に熱中するというのは自分が盲信したこと以外どうでも良くなることをいいます。
目標を定めて取り組むことで、その熱中というのはある一定期間で達成するか、もしくは熱が冷める時があります。
部活に引退があるように強制的に終わりを迎えるものもあれば、成長過程でそれが魅力的に感じなくなる時がきます。
その時に次にすべきことに移行することができれば、一時期熱量を持ってものごとに取り組んだ成功体験が、「これもできるはず」と自己効力感となって後押ししてくれます。そうです、この熱中すると言う行為そのものが、成功体験となります。
かくいう私も、高校受験は夏休み明けから始めました。公立の志望校に合格できました。
大学受験は7月30日に部活を引退してから、本格的に着手しました。自分が部活に熱中して、自分の目標を達成したからこそ、その後の限られた受験期間を切り替えて計画的に過ごすことができました。
備えるに越したことはないでしょうが、手遅れと周りがいうほど手遅れなんてことは実際ないので、ほかのことを何も見えなくなるほどの熱中期間は有効だと考えています。
3 自分が定めた目標達成が叶えば他のことが気にならなくなる
何かに熱中した期間があっても、その後本気を出せばなんとでもなることを説いてきましたが、それは実際に反映される学歴や経歴にだけではありません。
自分には「これをやってきた」という確固たる自信と経歴になります。
その内容がどんなことであれ、例え履歴書や経歴にならないものであったとしても、自信というのはオーラとなって出てくるものです。
オーラというと嘘くさすぎますが、面接時の振る舞いや自信に満ち溢れた佇まい、凛とした雰囲気、年上の人や自分より立場が上とされる人にも臆さず話しかけることができるなどです。
つまり、自信の醸成に一役買うんですね。
「これだけは負けない何か」を早い段階で経験することで自信につながります。
若年アスリートに4月生まれが多いのは、それだけで周りの子と比べると成長が早いことが証明されています。幼少時の1ヶ月は成長に差をつけるものとしては非常に大きいです。
そのため、4月生まれは早期に成功体験を積む機会に溢れています。これが自信や自己効力感を育みます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いま、自信がないみなさんは、本当の意味で自分のしたいことに熱中した期間はありましたか?
もし、一つのことに打ち込んだことがあったとしたら、それは自分のやりたかったことでしょうか?それとも、しなければいけなかったこと、もしくはそうせざるを得なかったことではないですか?
自身醸成は自分の経験しかあり得ません。
もし、いま学生の方は言わずもがな、自分の好きなことに熱中しましょう。それができる環境に身を移すこともひとつです。
小さいお子さんをお持ちの方は、本人が本当にやりたくて没頭できることを大いにさせてあげてください。集中している時は話しかけず、集中を途切れさせないで見守りましょう。間違っても、こうした方が面白いよ!なんて言ってはいけません。
自分で選んだ好きなことに熱中した体験と同じくらい、親が自分を認めてくれた、自分を応援してくれた経験というのは自信となり、人生において挑戦する後ろ盾となるのです。
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