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【予算5万円以下】小さなコーヒー屋さんのはじめ方

将来カフェを開きたい!と思っている方は多いのではないでしょうか?素敵な空間で、美味しい食べ物と自家焙煎のコーヒーを楽しむ生活…そんな夢を抱く人、きっとたくさんいますよね?実は、私もその一人です。

はじめまして、私はコーヒーが大好きで、自宅でコーヒー焙煎をしながら、ネット販売を通じて自分だけのコーヒーショップを運営しています。自分のペースで仕事をし、少しずつ夢を形にしていく毎日はとても充実しています。

しかし、夢は何もしなければ永遠に夢のままです。夢を現実にするためには、今できることから一歩ずつ始めるしかありません

「いきなり会社を辞めるなんて不安すぎる」「カフェって1000万円くらいかかるんでしょう?」「家族に反対されている」「私にはそんな勇気はない!」そんな悩みや不安を抱えている方も多いでしょう。

今回はそんな方に向けて、低予算で自宅でコーヒー焙煎を始め、自分だけのコーヒーショップを開く夢を叶えるための方法をお伝えします。この方法は、私自身が実際にやっている方法で、現在もネット販売限定で続けています。コストを抑えながら、最低限必要な設備で始めることができるので、ぜひ参考にしてみてください。


1. 法律関係について

コーヒー焙煎をビジネスとして始める際には、以下の3つの法律事項を遵守することが不可欠です。

1 食品衛生責任者の資格取得

コーヒーを扱うビジネスには、食品衛生責任者の資格が必要です。この資格は対面やオンラインで取得でき、自治体によって取得方法が異なります。講義を受けることで基礎的な知識を身につけることができ、費用は約10,000円前後です。

2 保健所への届け出

コーヒー焙煎のビジネスを始めるには、飲食店の営業許可とは異なり、保健所への届け出だけで済みます。自宅の一室でも営業が可能で、書類を提出して許可を得れば、すぐに営業を開始できます。(2024.8現在)

3 食品表示ラベルの作成

コーヒーを販売する際には、成分や賞味期限、製造場所などを明記した食品表示ラベルが必要です。ラベルシールを貼る方法や袋に直接印刷する方法が一般的です。費用はそれほどかかりませんが、ルールを厳守する必要があります。

2. 購入するものについて

次に、最低限揃えるべき道具を紹介します。これらを揃えることで、低コストでコーヒー焙煎を始めることができます。※この記事ではアフィリエイト広告を使用しています

1 焙煎するための道具

手軽に始めるなら、片手鍋やフライパンがおすすめです。ガラス蓋がついていると焙煎しやすく、500円~1000円程度から購入可能です。少し予算をかけるなら、手回し式の焙煎機(約20,000円)電動式の焙煎機(約70,000円)も選択肢です。私が実際に使用している手回し式の焙煎機と、小規模ロースターでよく使用されている自動式焙煎機を載せておきます!

また、自宅キッチンとは工程を分けるために、カセットコンロとガスカセット(約5,000円)、重さを測るスケール(約1,000円)も必要です。こちらも現役で使用しています!スケールはちょっといいやつです。

2 コーヒー豆を冷ます道具

焙煎後のコーヒー豆は非常に熱いので、金属製の網とハンディーファン・うちわ等を使って冷ます必要があります。これらは100円ショップや家電量販店で購入可能で、合計で3,000円もあれば十分です。

3 グラインダー等の砕く道具

初期段階では不要かもしれませんが、将来的には必要になる道具です。一般的なものは50,000円程度ですが、予算に応じて選びましょう。

4 コーヒー豆を入れる袋

専門のショップで購入可能です。10枚で約250円+送料360円で購入できるものがあります。

5 袋を密封するためのシーラー

壊れにくく、信頼性の高いシーラーは約4,500円で購入できます。こちらも現役で使用しています!!

6 発送するための梱包資材

百円ショップでA4サイズの封筒を購入し、コーヒー豆が濡れないように透明なOPP袋に入れて発送します。これらの資材は300円程度で揃えられます。正直、売れてからの購入で十分です。

7 ラベル等の印刷をするコピー機

封筒やコーヒー袋に印刷するために、10,000円程度のものでも構いませんので、プリンターを購入しましょう。

8 スマホやカメラ、パソコン

商品写真を撮るためにスマホがあれば十分です。また、商品の出品や管理もスマホで行えるため、パソコンがなくても問題ありません

9 シャチハタスタンプ

賞味期限などを印刷するために、日付スタンプが必要です。手書きは控えた方が賢明です。こちらは約2,300円で購入できます。こちらも現役で使ってます。

10 生豆

アマゾンなどで少量から購入可能です。1kg2,000円程度で、3種類も揃えれば十分でしょう。松屋珈琲さんは卸売もしているので注文量が増えてきたらAmazonを卒業して卸売サイトから直接購入もOKです。


3. 合計費用の目安

片手鍋を使って、最小限で始める場合は、約40,000円からスタート可能です。手回し式焙煎機に少しお金をかける場合は約60,000円、予算に余裕がある場合は自動式焙煎機とグラインダーを揃えても、約160,000円で始められます。

まとめ

初期費用は5万円以下という思ったよりも限られた予算でコーヒー屋さんを始められることがわかります。自宅にプリンターがある場合や、すでに焙煎を趣味で行っている場合は、さらに費用を抑えることが可能です(3万円程度)。自分のペースで、コストを抑えて、理想のコーヒーショップを実現してみてください。

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