彼氏と別れて一周回って何も考えないことにしようと思った話と急な豪雨
考えれば考えるほどに、事実から遠のく気がした。
彼の「考えさせて」は突然だった。最後に会ったときに「好き」だと言ってくれたのは、なんだったのだろう、と思うほど。最後に会った時、まさかもう二度とあんな風に会えなくなるとは思わなかった。
って、そうやって考え始めると余計にセンチメンタルになりそうなので、止そう。
このことで傷つかないためには、彼を散々悪者にしてしまうのが、1番手近なのだけれど、それだって、彼にも私にも悪いところはあったというだけで、実際、きっと人生経験のまだまだ少ない今の私では冷静にそれを判断できそうにもない。
時期的な事も、別れるまでに気持ちの変化や私に対して感じることがあったのに何も言ってくれなかった事も、他にも色々彼に対して思うことはあるけれど、もう気にしたって仕方がない。
「考えさせて」のラインの後、次の日は1日中泣いて、その次の日には冷静に鳴って、その次の日には「別れよう」と思った。そしてその次の日に正式に別れた。「せめて誕生日まで」って言えば良かったろうか。プレゼントも何もいらないから、一緒に居てほしい、と。でも、そういう問題でもないな、と思った。
別れてから、気持ちの整理も兼ねてnoteにも色々と書いた。未だになにが本当の原因だったのか、正直わからない。
でもきっと彼が本当には何を考えていたのかも、私は彼ではないし、私と彼の価値観や育ってきた環境はあまりに違うから、わかるはずもない。
だから想像するのをやめようと思う。
なにも考えず、ただ「そこまでだった」とそれだけ。
きっと次に、私を本当に愛してくれる人に出会えた時、もしくは私が本当に誰かを好きになれた時、そこにはもう彼の面影なんてないだろう。
別れて傷つけるだけ良いと思おう。
傷つけるくらいには好きになれていたのだから、きっと今後もっと好きになれる相手に出会えるね。
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