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こよみ薬膳 -sole-

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からだとこころを季節のリズムに乗せてかろやかに。 東洋医学の主流、中国伝統医学と薬膳の知恵を元に ゆるやかに調子を上げていくメッセージを 二十四節気に合わせてお届けします。
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2018年6月の記事一覧

こよみ薬膳 #夏至 6/21〜7/6頃

こよみ薬膳 #夏至 6/21〜7/6頃



北半球では日が昇っている時間が一年で一番長い日。天の陽気が満ちる頃。

昼が長い=太陽の熱を一番受ける時期ですが、天空の変化が地上におよぶまでは少しタイムラグがあります。冬は冬至より大寒の頃の方が寒いのと同様に、夏もこれからが本番。あと1か月もすると大暑、暑さが厳しい時期がやってきます。

陰暦6月の晦日は夏越の祓。一年の折り返しに半年の罪や穢れを祓います。形代に穢れを移して川に流す他

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こよみ薬膳 #芒種 6/6〜6/20頃

こよみ薬膳 #芒種 6/6〜6/20頃



かつては稲など芒(のぎ)のある作物を植える頃とされていましたが現代の感覚ではだいぶ遅いですね。梅雨入りの頃。

今年の関西の梅雨入りはちょうど今日でしょうか。梅雨時に体調をくずしやすい方、ちょっと見直してみたいのは甘いものとのお付き合いです。

疲れた時に甘いものを摂るとほっとして元気になりますよね。甘みのある食べ物は滋養し疲れを取るだけでなく胃腸の働きを助けたり痛みを和らげたりする効

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