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隠れ家ビストロの見目麗しき料理たち、ワインを楽しみながらこっそり忘年した話

こっそり忘年しようの会

忘年会シーズンな今日この頃。大規模な、THE宴会というものも好きですが、少人数でこっそり開かれるものの方が個人的には好きです。先日、慕っている職場の先輩とこっそりな忘年会を開いてきました。

待ち合わせは東山線の伏見駅。1番出口で待ち合わせをしようとのことだったので、どこか行きたいお店があるのかなと思っていました。落ち合って、案内されたのは、地下にある素敵すぎる隠れ家ビストロでした。

ビストログルートン

豊富な種類のワインが取り揃えられたこのお店は、ワインを美味しく楽しむための魅力的なお料理が用意されています。ワインの注文も、「白ですっきり」「赤でしっかり」など、抽象的なものを具象化してくれるような感じ。ワインに合わせてグラスの大きさや形を選んでくれます。

まずは白のすっきりとしたものを
ボトルを見ながら説明をききます

白ワインを楽しみながら、さて何を合わせようかとメニューを吟味。前菜にメインの肉・魚、リゾットやナポリタンなどのおすすめ料理。どれもこれも食べてみたいけれど、なかなか口にする機会の少ない食材に惹かれます。

どれも食べたい
コース料理も食べてみたい

フレッシュブラータチーズ・ハモンセラーノ・洋梨「ル・レクチェ」のカプレーゼ

まずは前菜から。フレッシュブラータチーズと生ハム、そして洋梨のカプレーゼです。一皿目で心をつかまれました。もともとフルーツを取り入れた料理が好きなのですが、これはその中でも特別に心惹かれる。

ブラータチーズは、ずっと食べてみたかったものでもあります。ふんだんにかけられたオリーブオイルも上質で、塩味との相性抜群。

ナイフを入れると
とろけだす、たまりません

鴨胸肉とフォアグラのパテ

前菜2品目。ここからはしっかりめの赤ワインとのペアリングです。ごろっとした鴨肉の触感に、なめらかなフォアグラの舌触り、至福すぎます。

赤ワインとのペアリングにため息

添えられたペースト状のマスタード、これもびっくりするほど美味しかった。濃厚なパテにほのかな酸味が加えられ、さらなる旨味の境ワインのように

国産牛もも肉ロティ

もう、幸せの極致。オーブンで焼かれたお肉は柔らかく、添えられたお野菜もほくほく。バターのソースをからめながらいただきます。

見目麗しい

塊肉をひとつずつ、ゆっくりゆっくり味わいながらいただきました。パテと同様に添えられたマスタードソースが、まろやかでこっくりとしたバターソースと合わさって、もう私はこのお店の虜です。

最後に名物の鉄板チーズリゾットのハーフサイズをいただきましたが、写真を撮り損ねました。熱々のうちに食べたい気持ちが勝ってしまった……!

こっそりと開かれた忘年会。ビールやハイボールよりも、日本酒やワインのように料理とのペアリングをゆっくり楽しむようなお酒は相手選びが重要だなと改めて。馬が合う、気の置けない関係性の人と楽しむに限ります。


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