激渋な立ち飲み酒場で飲む瓶は骨の髄まで沁みわたる黒、赤提灯に吸い込まれた夜の話
お気づきでしょうか。今回はタイトルを短歌にしてみました。
激渋酒場へ吸い込まれにゆく
私たち、もともとは外食に出ることなんてほとんどなかったのですが、いつからか結構出るようになっていました。とはいえゴージャスなお店へ行くことはほとんどゼロ。疲れた日にチェーン店のテイクアウトを利用したり、特別な日には贔屓にしている個人経営の小さなお店へ行きます。
今回訪れたのは、後者の方。夫が住んでいた家からほど近いところにある大衆酒場です。こちらは、夫が我が家へ引っ越してくる前日の夜に乾杯したお店なんです。
訪れたのは金曜日の夜。くたびれたサラリーマンたちがするすると吸い込まれていきます。私たちも仕事の良い区切りだったので達成感とともに入店。
夫は生ビール、私はサッポロ黒ラベルの瓶を注文。そして乾杯!頑張った日のビールは美味しい。くたくたの体に沁み込んできます。
ポテトサラダは玉ねぎとゆでたまご、ベーコン入り。にんにくも効いていて、お酒が進む味付けです。しめ鯖もさっぱりしていて美味しい。
そして、こちらが私たちお気に入りの串カツです。1本110円、ソースか味噌か選べます。ソースの方は卓上のものをかけて完成なので、サックサク。味噌の方はタレに浸けられた状態で出てきます。これがほんとうに美味しいのです。
実はこの日は、名古屋で用事のあった私の親友も合流。
夫が私の友達と時間を過ごすのは初めて(結婚式を除く)だったので、なんだか終始うれしそうでした。私の友だちを大事にしてくれて、私もうれしい。
そしてですね、前回の投稿に続いていくわけです。体に沁みわたった黒ラベルは、骨の髄にまで届いたようで、なんだか目の前がゆがんできた……!
そんなこんなで初対面のふたりを酒場に置いて、近くのスタバで休憩をしていたというわけです。ふたりも仲良くなれたようで、結果オーライです。
夫はこの後、セブンイレブンで購入したであろう肉まん・チーズカレーパン・カツサンドを頬張っていました。いつもよりもよく食べていたのは楽しかった証拠だと思い、これまたうれしかったです。
友だちを見送ると、幼馴染から着信が。そこから2時間ほど夫も交えてテレビ電話をし、なんだか私の友だちを一気に紹介できたような夜となりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?