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この邦画アマプラで、観ましたけども(に改編)

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アマプラ、正しくはAmazon Prime Video、いや映画コンテンツは Prime Videoだ。映画はもうレンタルしていない。アマプラの無料映画だけを観る。セコイ?セコく…
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記事一覧

ジャケ買いのその先にある境地=ドMの境地で、観ることにした映画

率直に言って、良い映画だったと思う。主人公の一子(安藤サクラ)はどうにもならない人生の迷…

塩かげん
2週間前
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「あぁ、あの時代は野蛮だ」なんて言ってると、きっと未来からも同じこと言われれてい…

悪いことと、いいこと。このあたりを何と定義す!な感じのする映画だった。綾野剛の演技自体を…

塩かげん
1か月前
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銀盤のプリンス出てた?と巻き戻した。大物多数出演なのに、アクなし映画

エース級が集まると、とたんにグダグダになる。サッカーでも野球でも個人の能力がいかに高くて…

塩かげん
1か月前
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稀代のサイコパス「吉良吉影」とは、根本的に違う話

あぁ、おっかない話だった。最後まで観終えたけど、残虐シーンは少しスキップ。観てられなかっ…

塩かげん
1か月前
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いっき(サン電子)と交換したアイツに満足できなかった理由

『ある男』、平野啓一郎・原作→映画の流れで鑑賞。原作自体はだいぶ前に読んだので、少し忘れ…

塩かげん
1か月前
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「バッファローマンのように正義超人化ししないことが、感情移入を妨げる」ということ…

「紙の月」、角田光代原作の映画化。原作を読んでいたので、今回は「小説→映画」の順でという…

塩かげん
1か月前
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誰かを愛しても、全ては解決しない。どうせ解決しないのが人生だろ、って映画

韓国語が全く話せない主人公・剛(池松壮亮)。兄を頼って、小学生(ぐらいの)息子と一緒に韓国へ。住まいを引き払って、決死の覚悟。その割にかなりの行き当たりばったり。最低限の韓国語、聞き取れなくても多少話せないモノか。いや、スマホで自動翻訳してくんねーのか。 となると、映画のファクターに「スマホ」って小道具はとても厄介だ。なんでも便利になる。冒頭地図を持って、兄・透(オダギリジョー)のもとへと尋ねるシーン。これはスマホでサッと場所特定して解決できないものか。 兄の家に着いた際

これはもう、西成の冴羽遼といってもいいのではないか!

映画を観る理由なんて、本当はないけれど。映画を観る理由を敢えていうのなら、非日常の延長線…

塩かげん
2か月前
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おすすめの鑑賞法、北斗の拳に例えてみました

大人になってから何回泣いただろうか。数えたことはない。数えるほどだと思う。就職活動で苦し…

塩かげん
2か月前
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みんな違って、みんないい

売れっ子作家原作ほど、映画から観てしまうやろ 東野圭吾先生、まだしっかりと作品を読み込ん…

塩かげん
2か月前
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ちょ、あの子誰なのヨ!とスマホで調べるの巻き

映画のキャスティングは脇が強すぎると、主役を喰っちゃうなんて言うよね。こういうときは「食…

塩かげん
2か月前
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都合よく進むから、観てられる

人生の前提について腹落ちしてから観るといい 世の中、思い通りにはならないものである。仕事…

塩かげん
2か月前
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めぞん一刻をどこかに想う

ゴジラ・寅さん、正月映画の定番だった子供時代 1970年代生まれの僕には、定番映画で面白かっ…

塩かげん
2か月前
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永野芽郁の中心でキャスティングを叫ぶ

映画的には、わかりにくさを物語の骨子に残して進んでいく(みぃたんは誰なのか問題)。実際に再婚相手が子連れで、離婚して血縁のない側に引き取られたらどうなるのか。設定の柱はここにあるのだが、実体験として見聞きしたことのないものとしては、ファンタジーやホラーに近い設定だと思う。 「大変やなぁ」、と思うが「そんなことある?」と。だが、「そんなことある?」という設定が映画らしさでもある。 平々凡々な設定を延々と、すべての映画が、なら映画なんてクソつまんない。だからこれくらいの設定の