塩原祥暁

幼稚園、保育園にて発達支援を取り入れた知育指導と自教室で小学生の補習教室を主宰。小学校…

塩原祥暁

幼稚園、保育園にて発達支援を取り入れた知育指導と自教室で小学生の補習教室を主宰。小学校受験部門では、私立、国立附属小学校への合格へ導くその子の良さを最大限引き出す子どもを変えない指導方を確立。子どもが安心安全な環境で学ぶことによってどんどん伸びていく教室。

最近の記事

就学準備算数3

今までの学習では規則性の発見という内容で数列につながる学びをしてきました。「形」「色」の順番を考えて次にどんな形や色が来るのかについてです。今回取り組んだのは数列の順序です。空いているところには並び方を考えて数字を書きます。二つ跳び、三つ跳びのような数列も取り組みました。その後は、文章を読み、「○○が○○個多い」という文で答える課題を行いました。

    • 就学準備国語2

      国語の二回目は回文を読みました。ことばの面白さに気づいたようです。日本語はとても難しいのです。例えば「しん」だけでも、キャベツの芯、トイレットペーパーの芯、えんぴつの芯これだけ意味があります。音読は声を出して読むことがとても大事で発声することに重きを置いています。その後は数字の書き取り、運筆、ひらがなの練習をしました。

      • タングラムと分割パズル

        タングラムを使い図形構成を行いました。指定された形をつくる課題では大きい三角1つ、小さい三角1つなど指示に合わせた図形構成に取組みました。その後は分割線を描く課題に挑戦しました。三角を4つの三角に分ける線や、四角を4つの三角に分ける線、長四角を4つの三角に分ける線を実際に描きました。図形学習ではこのように構成と分割線を描く二つの視点を持って取り組むのは図形センスが上がります。

        • 就学準備学習算数1

          今回は算数の1回目です。計数の問題は数え間違えがだいぶ減ってきましたが、まだまだ数え間違えがあるのも事実です。数えるという場面を生活の中で意図的に設けていくとだいぶ減ると思います。というのも、数える経験が減ると数えるという感覚的なものまで薄れていきます。 2枚目以降は数字とひらがなで数える単位について問う問題です。車は台、家は軒、ボールは個というように今から数える単位はしっかり身につけておいてほしいです。また、数の分解では5の構成について取り上げています。1と4、3と2など数

        就学準備算数3

          まとめの学習

          今回は2学期も終了に近づいてきましたので、まとめの学習をしました。初めに三角パズルを用いて模様作り、指示による形作りを行いました。模様作りは「観察力」が問われます。試験でも「観察力」は問われます。社会がスピードを求める時代だからこそ、物事にじっくり取り組んだり、よく観察することは不変的で大切なことです。その後はプリントを行いました。プリントの○をつける大きさですが少し小さくつけるようにして絵を囲むように大きく○をつけないようにしてみてください。

          まとめの学習

          国語1

          今回から就学準備学習が始まりました。 最近の小学校の様子は、こどもの視点で言えば、授業進度が早い。 一斉指示に対して理解して行動する。 GW明けから国語と算数と言うように教科学習がスタートする。 身の回りの整理を自分で行う。 これらが複合的に重なりあい、戸惑いを感じる子が多いです。 保護者の側面から見ると、幼稚園や保育園と違い、学校での様子が見えにくい、分かりにくい。宿題を一緒に取り組む時間の確保。 という点が挙げられます。 国語では読む、書くをメインに取り組んでいきます。物

          鏡に映るのは

          こどもは鏡を見ているお父さん、お母さんの姿は見たことがあっても、自分が鏡に向かって映る姿は見たことが少ないかもしれません。授業では鏡を使って鏡に映る姿は偽物の自分で、本物の自分と区別することから取り組みました。その後、キューピーの人形を使って鏡に映る姿を考えて絵の中から選択しました。この学習は今後取り組む「対象図形」の内容に繋がる大切な課題です。 その後は新聞紙をちぎって、ノリで張り合わせていく新聞紙つなぎを集団活動で行いました。

          鏡に映るのは

          まとめの授業14

          今回でまとめは最後になります。折り紙を半分に折ってまた半分に最後にまた折って、開いてできた線を互い違いにちぎっていきます。端と端をのりで貼ってネックレスを作りました。その後はおはじきを使った思考型口頭試問を行いました。12個のおはじきを使って4人に同じ数ずつ分けると1人何個になりますか?という質問や12個のおはじきを使って5人に同じ数ずつ分けると1人何個になっていくつ余りますか?という質問です。こちらの知りたいことがきちんと説明できるかと言うことがねらいです。 説明力は就学に

          まとめの授業14

          まとめの学習13

          今回はプリント8枚を20分で取り組む課題とパターンブロックを使った集団活動、ジオボード(輪ゴムを使って模様を作る課題)を行いました。20分でペーパーを解くというのは理由があります。幼児の最大限集中力が発揮できる時間は20分です。その20分で7~8枚を解くということが、身につく方法です。 パターンブロックはグループでひとつの模様を作る課題に挑戦しました。ここで大事になるのはやっている風になってしまうことです。参加しているか、独りよがりにならないかは集団活動のポイントになります。

          まとめの学習13

          まとめの学習12

          今回は三角パズル6枚を使って形を作る課題です。見本を見て、一枚だけ動かしながら形を変形させていきます。全体と部分で捉えていくことが求められます。図形学習に大切なことは「全体を把握しながら部分的に見る力」です。その後は模倣体操、指示運動を行いました。指示運動では指示の聞き取りがとても大事で、かつ、待つことが求められます。しっかり待てることは小学校以降で特に求められる力です。

          まとめの学習12

          まとめの学習11

          今回は指示制作とはさみの課題をメインにしてその後プリントに取り組みました。指示制作では色塗をメインにちぎると貼る課題も入れました。指示の聞き取りは3つの指示で行いました。聞く姿勢取り組む姿勢共に仕上がってきています。ただ、周囲を見てしまうがために真似て間違う姿がありました。はさみ切りの課題では一枚の折り紙を出来るだけ長くなるように切りました。年長のこの時期になるとはさみも上手に使えるようになり成長を感じます。学習と思考力は一生ものですが、学習の土台は心の安定が必要不可欠です。

          まとめの学習11

          まとめの学習10

          今回はお弁当包みを行いました。お弁当を包む経験はそれほどないのではないでしょうか。包み方を一度観てもらい、そのあと練習を行いました。プリント学習では、理解度が増してきていることと同時に、どうしても周囲を見てしまうことがありました。その際に大切なのは見直しです。見直しは周囲をみないことの抑止を兼ねています。試験では周囲を見ると言うことに必ずチェックが入ります。それだけ、周囲を見ないで取り組むことが求められます。

          まとめの学習10

          まとめの学習8

          今回は折り紙を使った指示制作とプリントを行いました。指示制作ではちぎる、塗る、貼る、折ると全ての手先の巧緻が入った課題です。この時期になると指先がしっかり使えるようになり、粗大運動と言われる大きな動きから、微細運動という細かい動きができるようになってきます。そして、一度に多くの指示が聞き取れるかという課題もでてきます。最近の幼児の発達に照らし合わせると小学校入学までには2つの指示が聞き取れて行動に移せれば大丈夫です。ところが、小学校入試では3つの指示の聞き取りまでは完成させて

          まとめの学習8

          数える難しさ

          授業では三色各7個計21個のおはじきを使って学習しました。 たくさんある中から指定した数を取り出すという課題が難しく、取り出しているうちに、「いくつだったっけ!?」と言う表情になりました。取り出すことに思考が働き、数が抜けていくわけです。記憶に留めながら、もう一つの作業が難しいということを如実に表しています。生活の中でも「さっき言ったでしょ」とか「作業がやめられない、遊びをやめられない」などあるかと思います。記憶は意識的にトレーニングしていくと良いかと思います。

          数える難しさ

          3つの関係推理

          くま、ぶた、うさぎがそれぞれ相撲をします。そして3つの場面から相対的に考え順位をつけていきます。 1位になった動物は2回勝ったから 2位になった動物は1回は勝ったけど1回は負けたから 3位になった動物は2回とも負けたから。 これが論理的な思考です。かちまけのあるもので視覚的に捉えられるものは子どもたちにもわかりやすかったようです。 次に自動車レースを行いました。 第一レースは赤と青の車で赤が勝ちました。 第二レースは赤と緑で緑が勝ちました。 第三レースは青と緑で青が勝ちました

          3つの関係推理

          お話の記憶とお話づくり

          お話の記憶は小学校のカラーテストでも取り組まれています。そして、入試においては頻出課題です。お話の記憶を向上させることはペーパー学習においても理解が深まります。 また、4枚のカードを使って時系列に並べ、誰がどのカードの内容をお話するかグループで決めて発表しました。 お話を作るときのベースになるのはこども自身の生活経験です。大人と違って、子どもは自分の経験をベースにします。そのため、絵を見て自分が経験をしていないものであればお話を、つくれません。このようなことから、いかに遊びや

          お話の記憶とお話づくり