3つの関係推理
くま、ぶた、うさぎがそれぞれ相撲をします。そして3つの場面から相対的に考え順位をつけていきます。
1位になった動物は2回勝ったから
2位になった動物は1回は勝ったけど1回は負けたから
3位になった動物は2回とも負けたから。
これが論理的な思考です。かちまけのあるもので視覚的に捉えられるものは子どもたちにもわかりやすかったようです。
次に自動車レースを行いました。
第一レースは赤と青の車で赤が勝ちました。
第二レースは赤と緑で緑が勝ちました。
第三レースは青と緑で青が勝ちました。
こうなるとどの車も1回は勝ったけど1回は負けたことになります。そのため、引き分けとか同点となります。
しかし、子どもたちの中にはレース順と勝ちの順位を混同してしまうことがあります。今の例で言えば
第一レースで勝った赤が1位。第二レースで勝った緑が2位。という具合です。ここの考え方は思考の段階で難しいのです。