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知識0が1ヶ月で初めてゲームを作る話
今回は、2年前に考えたゲームデザインをWEB版にリメイクして簡易的なノベルゲーを作ろうと思います。制作物を友人にみせた時に「実装の予定とかないんですか???」と言われたのが、ことの始まりです。当時は学生で課題に追われていたので、プログラミング知識がないから…と諦めていました。
ただ、プログラミング言語がわからなくても簡単にゲームが作れるらしく。今まで散々ゲームつくる詐欺をしてきたのですが、結局行動する人が偉いので、偉い人間になります。
作る前の事前準備
ある程度ゲームのストーリー構成は練っていたのですが、肝心のシナリオを考えていなかったので、そこから用意することにしました。短い1ヶ月間で1から文章を執筆するのは骨が折れる作業です。どうにかして効率的に魅力的な文章を考えられないかと悩んだ結果、表現力は「AIのべりすと」に頼りました。
こちらのサイトでは、自身が入力した文章から続きを自動生成してくれるので、自分の場合は表現の参考に利用しましたが、物語の展開を考えるのが苦手な人や、語彙力が乏しい人にもおすすめです。
AIの表現力を借りて0から執筆した文章
人生の岐路というものは唐突にやってくる。
ほんの刹那、瞬きをするかしないかという時間の中で、人は決断をしなければいけないのだ。
そして、今がまさにその時なのだろう。
耳を劈くような急ブレーキ音と、それに続くけたたましい衝突音が響き渡った。
悲鳴を上げる暇もなく、身体は宙を舞った。そして次の瞬間には地面に叩きつけられていた。
頭を打ったのか、視界がぐにゃりと歪む。意識も混濁し、うまく思考することができない。ただ、全身を襲う激痛だけが、これが現実なのだということを如実に物語っていた。
薄れゆく意識の中、自身を突き飛ばしたであろう人物の姿を目にする。
それは……。
――誰よりも優しくて、何より大切な幼馴染の姿だった。
序盤に事故に遭う描写は、最初から物語に惹きつける要素として考えていました。幼馴染の男女がW主人公の話なのに、冒頭ではどちらの視点かわからないですね。これはシナリオの最後で明らかになります。
使用ツールと目標を定める
ノベルゲームを作成する上で、"どのような方法であれば短期間で完成させることができるか"を重要視しました。まず使用ツールのリサーチをしていたところ、8月末〆切の「ティラノゲームフェス2023」というフェスが目に止まりました。ADV・ノベルゲームに特化したゲームコンテストは作りたいゲームとマッチしていたし、期限があれば終わらせられると考えました。使用ツールは限定されていましたが、操作方法がより簡単なティラノビルダーで作成することに決めました。
実際にゲームを作成する
UIやキャラクターイラストは過去に作成していたので、再利用できるものは使用しました。(2年前なのでお粗末ですが…)
また、メッセージバーやロゴ、タイトルの背景などでゲーム全体の世界観を伝えようと心がけました。
配置の微調整や分岐がきちんと機能しているかなどは、実際にユーザーが操作する画面を見ながら編集できるのでバグも発見しやすいです。
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操作方法などはこちらの動画を参考にしました。
無事完成!
応募完了日が26日なのでギリギリでしたが、なんとか間に合わせることができました。フリーかつ15分程度のノベルゲームなので誰でも遊ぶことができます。今度は一ヶ月というタイトなスケジュールではなく、長期間でのびのびゲーム製作をしたいですね。
以上が誰でもゲームを作ることができる、というお話でした!
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