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塩野秋
2021年9月7日 19:29
Twitter別垢での文章の印象アンケートで票が多かったものをモチーフに書きました。水族館も図書館も映画館もいきたい。
2020年7月14日 23:26
小説小説題名 小説内の事実、かつ簡潔で的確な一文が入る。 追随する世界観、主人公や登場人物の動作が語られる。 三人称であれば視点を移すことが可能。一人称と三人称は混ぜない。 最初は一人称の方が語りやすい。視点が固定されているから、目に見えるものを書けばいい。 説明をするなと言われるが、説明をしなければいけないこともある。文脈の中で、不自然でないように。「セリフの中では、説明をしな
2019年12月6日 18:31
筐の女 Aの部屋は五畳一間の年季が入ったものだ。上京して五年、住み慣れた狭さを彼も気に入っていた。 気に入っていたが、いつも妙な違和感が片隅にあった。なるべく気づかないふりをしていたのは、家賃が安いからだ。「襖は開けんでな」 Aは泊めた友人に対し言った。彼の布団は、客用も含めて部屋の隅に置いてあった。雄大な川が広がるような水墨画が描かれている、立派な襖の奥は布団を置くためのものであろ
2019年11月15日 22:46
星の男 それは美しい男だった。この世すべての星屑を集めて光っているような人間は、街の広告になっている。 都会の人混みの中、笑みを浮かべてそれを眺める男がいた。「どうだ、自分の顔が見下ろしている気分は」 隣の男に語りかける。猫背になったその青年は、広告の美しい男と同じ顔をしていた。「……でも、つくりものだ」「ばか。いまはこれがおまえの顔だよ」 美しい男の腿を蹴る。彼はよろめいて、う