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手術に向けて、ついに本格始動。

ここで、手術を受けようと決意した。

昨日、紹介状を書いてもらった病院へ診察に行ってきた。

今回は息子を夫に預けて1人で受診した。
0歳児が病院で病気もらっても大変だからね。

お年寄りの患者さんに囲まれながら、脳神経外科の待ち合いで1人座って待つ私。
まさか誰も私が脳腫瘍を患っているなんて思ってもないやろうな〜、なんて考えながら、イヤホンで音楽を聴きながら順番を待っていた。

最近のお気に入りは、少し前からハマっている離婚伝説という歌手。
歌声も歌詞もメロディも、どれも心地よくて。最新曲の「本日のおすすめ」は、歌詞が今の私には刺さりまくっていて特に大好きになった。


1時間ほど待った頃に、やっと私の順番がきた。

紹介してもらった先生は脳神経外科の部長で、とっても穏やかで話しやすい雰囲気の先生で一安心した。
改めて、私の脳腫瘍の状態などについて説明をしてもらった。

これまでの病院では、約3cmの腫瘍の大きさについては大して触れられることはなかったけど、この先生は『大急ぎで取る必要はないけど、やっぱり結構な大きさの腫瘍だから、手術はした方がいい』と言っていて、「あ、これって結構な大きさの腫瘍やったんや。」と思った。

急ぐ必要はないと言われたけど、私はこれから2人目の子どもも望んでいるし、何よりも自分の頭の中に腫瘍がある状態をこれ以上長引かせたくなかった。
それを伝えると、先生も「2人目を望んでいるなら、先延ばしにしない方がいいね。できるだけ早めに治療しましょうか。」と寄り添った回答をくださった。

話を聞く中で初耳だったのが、「妊娠・出産を経て、ホルモンの影響で腫瘍が大きく成長してしまうことがある。」というもの。
これまでの先生からは聞くことがなかった意見やったから驚いたと同時に、なんだかこの先生は信用できるのかも、と思った。

現状出ている症状や気になる点、これからの手術に関して沢山質問をしたけど、どれも丁寧に回答をしてくれて、私的にはとても安心できたし、ここで手術を受けようと気持ちを固めることができた。

いよいよ治療に向けて動き出す。

「できれば、年内には腫瘍も取り除いて全てを終えたい。」という私の希望にも、『年内、できるだけ早めに進めることはできますよ。』との回答を受け、早速8月末に検査入院をすることになった。

通常、2泊3日の検査入院のスケジュールやけど、0歳児の子どもがいるという情報を知ってくれていた脳神経外科の看護師さんが機転をきかして、1泊2日でできるようにしてくれたのも、とても助かった。親身になってくれて、とっても素敵な看護師さんやった。
ここでお世話になるなら、またあの看護師さんに会いたいなぁなんて思った。

8月末の検査入院は、カテーテルを使用した検査になる模様。
その前に事前に造影剤を使用したMRIを再度撮りに行く。
今まで経験したことのないことばかりやから沢山不安なことがあるけど、全ては元気な状態になるため。だから、頑張るしかないね^^

手術の予定はまだ未定やけど、できれば9月のシルバーウィーク明けに手術して、10月中には全て終えられたらいいなぁ、と考えている。
なぜなら、11月には息子が1歳の誕生日を迎えるから。
元気な姿で誕生日を迎えて、色々と乗り越えた暁に家族写真を撮りたいな。


夫との何気ない会話の中で、「来年の夏は息子も1歳半になってるし、もしかしたら私のお腹も大きくなってるかもしれない。」なんて話したもんだから、『あぁ、こんなにも楽しみな未来が待ってるんだから、頑張って治療しないと!』と思えた。

不安でいっぱいやけど、今日も明日も、私が私でいられるように頑張ろう。

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