見出し画像

マラニックっていう狂人たちのピクニックを見てきた【愛媛】

先日地元で行われた愛南マラニックを見に行ったはなし。


マラニックとは

マラニックはマラソンとピクニックを掛け合わせた造語で、ストイックなランニングやトレイルランとは違い、地域の景色を楽しみながら、おいしいものを食べてのんびり走るスポーツイベント

概要だけ見てへ〜参加してみたいわ〜☆となったあなた、落ち着いてほしい。

今回我が地元で開催される愛南マラニック
距離53キロ、制限時間9時間、そのコースは地元の人間であれば「なっそ!(なんですって!)無理無理ムリムリ」ということ間違いなしの急勾配山道なのだ。

普段100キロとか走っている強者たちにとってはチルいのかもしれないが、一般ピーポーにとってそれはただの地獄…。

そうと気づかずうっかり申し込んだ地元のジジババやキッズがいるのではないかと勝手に心配したわたしはスタート地点に行ってみたが、参加者の身体つき、服装、持ち物…見ればわかる…!この人たち猛者だわ!…て感じだったので心配は無用だったようだ。


ファーストエイドに行ってみた

スタート前の様子をチラ見したあとは、スタート地点から4.7キロ、はじめのエイドステーションである紫電改展示館へ。

親戚の現役高校生、すーちゃんがこのエイドでボランティアをしているのと、愛南移住前からインスタで少し連絡を取っていた地域おこし協力隊の方もいらっしゃると聞いていたので行きやすかったのだ。

スタッフ以外の見物客はわたしと夫だけだった…

もうすぐ先頭ランナーが到着するよーという時になって、ランナーにコースがうまく伝わるかスタッフのみなさん心配していた。

建物内に展示されている戦闘機の周りをぐるっと一周してほしいわけだが、たしかに建物内を走らせるランイベントはかなり珍しいのでちょっとえっ!?てなりそう。

だけどまあなんとかなっていた。

ランナーに渡すクッキーを持って待ち構える高校生ボランティア
待ち構える高校生と大学生

ちなみにマラニックは交通規制はないけど、少しでも邪魔にならないよう夫とバイク二人乗りで行きました。

三津家さん参上

今回わたしがマラニックを見にいこうと思った大きな理由が、
RUNチューバーの三津家貴也さんがゲストランナーでいらっしゃっていたからだ。

昨年夫とノロノロとランニングをはじめて以来、ランニング系ユーチューバーを何人か登録しているが、この三津家さんは特にビジュアルがよく「走り続ければいつかあんな爽やかな人間になれるのかしら」とポジティブなモチベーションをキープするのに大変効果的でお世話になっている。

生で見る本人もそれはそれは爽やかで、ずっとニコニコ大勢の記念撮影に応じていた。
くわしい様子はぜひご本人のyoutube でごらんください!ステキなので!

参加料を払っているわけでもボランティアをしているわけでもないわたしが話しかけるのはおこがましいと思って少し離れたところから見るだけにしていたのに、全てのランナーを見送った後うっかりトイレ前で鉢合わせてしまったので
「いつもyoutube 見てます!」と言ってしまった。

笑顔で返してくださったけどご本人からしたら一番不気味なタイミングだったと思うので申し訳ない…。
待ち伏せしたんじゃないのよ…!

ランナーに囲まれるみつかさん
中心にいらっしゃる。
走っても髪がサラサラやった…

みつかさんはランナー全員を見送ってしばし間を置いてから最後尾をまた走っていった。

いつかこんなん出れる人間にわたしはなりたい

トイレで鉢合わせたばかりのみつかさんにバイクからもエールを送りながら山を降り、
わたしたちのマラニック見物はおわった。

まだ朝9時前くらいだった。
近所なのに一度も行ったことがなかった喫茶店でモーニングを食べたら旅行気分になった。

喫茶店の朝定食。干物、生卵、漬物、味噌汁、ごはん
華山のモーニング

夫と「いつか、あんなに健康で強い人間になりたいね」と言い合った。

50キロ笑って走れるような人間になったら普通の旅行程度では疲れることはないのだろう。

疲れることがなければ小さなことでケンカする事もイラつくこともないだろう。

ランナーにはけっこう高齢の方も見受けられたが、50、60過ぎてそんな体力があれば仕事も遊びもまだまだバリバリ楽しめるだろう。

いいなあ…やっぱり元気がいちばんだなあ

高茂岬から見える水平線
マラニックの難所、高茂岬。
写真は別日にツーリングしたときに撮ったもの

この記事が参加している募集

夏の思い出

ランニング記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?