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どうでもいい人から言われる言葉はたいていの場合、どうでもいいこと


『成功する人は嫌な言葉を受け流し、
 成功しない人はいちいちやり返す』



ある本に書いてあった言葉です。


当たり前ですが、日常生活の中では
他人から失礼な言葉を浴びせられる
機会が多々あります。
加えて、不平等、理不尽など、
納得いかないことのオンパレードです。


当然、絶対に受け入れ
難いような事もあります。


ただ、たいていの場合は
スルーした方が利口だと
思える場面ばかりです。




どうでもいい人から言われる言葉は
たいていの場合、どうでもいいことです。




米大リーグで活躍中の大谷翔平が二刀流に
挑戦していることに関して、
当初、野球解説者の
張本勲氏や野村克也氏らから
常に批判的な言葉を浴びせられていました。


ただ、当の大谷選手は



『僕からしたらおじいちゃんぐらいの
 年の方に厳しい言葉をもらうこと自体は
 嫌ではなかったですね。
 そういう人もいて当然だろうなと思っている』


と語っています。



『自分と真逆の考え方の人もいる』
それを理解しないとすぐに
『正気かお前』
と言う風になってしまう。




生きていく上で大谷選手が持っているような
『スルーする能力』ってないよりは
あった方がいいような気がします。



それがあれば、自分にとって
ストレスになることや
不安になる言葉や情報を、
自分の中に溜め込まず、
上手に受け流すことができる。


多少の批判やネガティブな言葉を
『華麗にスルー』できる人って、
まわりの人から、
『余裕のある人』だなと
人望や信頼を集めていることが多く、
結果的にその人に対する
評価が上がっているように思います。


逆だと
『小さい人間だな』
と思われてしまい兼ねない。


当時48歳でプロサッカー選手として
活躍中の三浦知良選手に対して
テレビ番組中に張本勲氏が



『J2は野球で言えば2軍
   もうお辞めなさい』


という言葉を発したことがありました。
普通ならクレームつけそうな
出来事なんですが、
それに対して、
三浦知良選手は怒るどころか、
感謝の言葉を述べました。



『もっと活躍しろと
   言われているんだと思う』


『これなら引退しなくても
 いいって俺に言わせてみろ
 ってことだと思う』

『激励だと思って、
 これからも頑張ります』


と答えています。


それを聞いた張本氏は


『そんな男っています?
 彼とは会ったことがないけど、
   ぜひ、食事をご馳走したい』


と語っています。



超一流と呼ばれる人は
批判やネガティブの言葉を
『華麗にスルー』するどころか
それを自分のチカラに変えて、
さらに批判した人たちを
自分の味方やファンに一瞬で変えてしまう。



他人から浴びせられる言葉に
対しての受け止め方が全然、違います。



それこそが
『違いをもたらす違い』
なんでしょうね。


いちいち、
やり返したりはしない。


ただ、個人的には


『そんなのに、いちいち、
 つき合っている暇はない』


『俺は今、やるべきことが
 あるから勝手に言ってて』


そう思っていて、
そんなことで足止めをくらうのは
時間の無駄だと
思っているだけなんだと思います(笑)



やっぱり、人間は
ある程度、忙しくしている方が
いいような気がします(笑)


いちいちやり返している人、
いちいちやり返そうとしている人を
見ると僕はいつも、
決まって言う言葉があります。

『暇なの?』

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