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人生100年時代。今の年齢に0.7をかけると一昔前の年齢が分かる

人生100年時代と言われる今、
昔の年齢の感覚と今の年齢の感覚を
単純比較する事は出来ないと思っています。
単純比較するところにいろんな歪みが
生じているとさえ思っています。


僕らが子どもの頃に見ていた、
40代と今の40代は明らかに
今の40代の方が若いですし、
60代の方なんか、
やる気満々の方が本当、多い。


今の年齢に0.7をかけると、
一昔前の年齢の感覚が
分かると言われています。



51歳の僕は0.7をかけると、
35.7歳になります。


以前は仕事は60歳で定年して、
それから第二の人生というのが
定説だったように思います。


ただ、60歳に0.7をかけると
42歳になります。


今はそんな過去の常識が
当てはまるはずがありません。


年金を受け取れる年齢が
引き上げられる事が
話題になることが多い。


僕はなんで問題になるかが
全然、分からない。


多くの人が60歳~65歳になると
仕事は引退するもんだ、
体力がなくなるから、
働けなくなる、年齢を重ねると
給料が減るのが当たり前という
感覚でいるから
なんじゃないかと思います。

本来、人間は時を重ねれば
重ねるほど、成長していって、
価値が高まっていくものです。

落ちていくのは体力くらいなものです。

仕事は必ずしも
体力でやることだけではないと思います。

年齢を重ねると、経験、知識、ノウハウ、
人脈、知恵などが積み重なっていきます。

失うものよりも、
手に入るものの方が
圧倒的に多いはずです。

バスケットボール界の
スーパースター、マイケルジョーダンは
若い頃は体力や能力を活かした
プレーで大活躍して、
世界中のファンを魅了しました。

ただ、年齢を重ねて、
体力や能力が落ちてくると、
それらを武器しないような
ベテランらしいプレースタイルに変えて、
引退するまでずっと活躍し続けました。
おそらく、若い頃と同じ
プレースタイルを貫いていたら、
もっと早い段階で
引退していたと思います。

引退したあとは、
ビジネスの世界で大活躍しています。

ずっと、変わらず活躍し続けている
人たちを見ていると、
同じことをやっていたり、
同じステージに
居続けているのではなくて、
年齢や状況などに応じて、
自分が活躍できる場所を見つけて、
やり方や自分が身を置く場所を
その都度、変えている事に気づきます。

僕は嫁と老後とか年金の話を
一秒もしたことがありません(笑)
人は年齢を重ねると
落ちるのは体力くらいなものです。
それ意外は生きているあいだ、
常に進化成長します。

特に『脳』は何歳になっても
進化することが
科学的に証明されています。

年をとったから、
もの覚えが悪くなったという方と
お会いした事があります。
単なる気のせいです。
科学的根拠は何もない。
それを言葉にするから、
その通りになっていくだけの話です。
思考は現実化するそうです。
ある意味、思い通りの
人生になっているだけです。

僕の人生の計画では
90歳くらいの時をピークに
持っていこうと思っています。

『この年齢ならこれくらい』
という意味不明な風潮、
誰も見たことがない、
誰が作成したのかも
分からないような人生マニュアル。
それに自分の人生を
合わせようとするのもありです。

ただ、必ずしも合わせないと
いけないという事でもない。

今、51歳の僕は
一昔前の35.7歳です。

来るかどうかも分からない
老後の話をしている場合じゃない。

今のうちに高めておくべき
能力のひとつは、
状況に応じて、
自分が活躍できる場所を
見つけることが出来る
能力なんだと思います。
それに柔軟に適応できる
脳みそや感性も必要不可欠です。

自分がいったい、
何歳なのかも分からない。
そんなの単なる
数字だからどうでもいい。

僕の理想的な人生は
90歳になっても、
100歳になっても、
仕事の依頼が途切れない。
忙しくてしょうがない。
大衆が休ませてくれない。
世の中が引退させてくれない。
年をとる暇もない。
そんな人生なんです。

当然、そうなるためには、
今から積み重ねておくべき
ことがたくさんあります。

年齢を重ねて本当に
失ってしまうのは、
記憶力や体力ではなくて、
学ぶ意欲や好奇心なんだと思います。

成長したいという気持ちや
好奇心さえあれば、
いくつになっても、
どんな状況でも、
十分、楽しく生きていけます。

今の年齢に0.7をかければ、
一昔前の自分の年齢が分かります。

それを知るだけで、
今、本当にやるべき事が
何なのかが見えてくると思います。

いくつになっても、
世の中から
必要とされる自分をつくる。
それが一番のセーフティネット
なんだと思います。

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