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僕が『お客さんを紹介してください』とは絶対に言わない理由

売上の8割はたいていの場合、
2割のファンから
生み出される事が多いそうです。

新規客の7割は
最初の100日で離脱する。

60%~70%の人は
一度、来店した店には
二度と行かないという
データがあるそうです。

ある調査によって、
『人は企業の言うことよりも、
家族や友人の口コミを
圧倒的に信用している』
ということが分かったそうです。

その信用度は学者や専門家の言葉を
はるかに凌ぐとさえ言われています。

広告の信頼度調査によると
92%の人が広告よりも
家族や友人がすすめする
商品やサービスのことを
信頼していることが
分かったそうです。

『新里さん、なんで、毎日、
発信しているんですか?
大変じゃないですか?』

と言われる事があります。

個人的な感覚で言えば、
仕事をする上で、
世の中の人に自分の存在を
知ってもらう事は
最低限、必要な事の一つです。

これからネット上で仕事をする機会が
ますます増えていくことが予想される中で、
発信をしていないと
その人はネット上で言えば、
存在さえしていない。

個人や小さな会社が
自分を知ってもらって、
信用してもらって、
親近感を抱いてもらって、
ファンになってもらうやり方以外に
これからの時代を生き抜く術を
知っている人がもし、いるならば、
そのやり方をぜひ、教えて頂きたい。

僕の中ではそれ以外の方法を
いまだに見つけられずにいます。

僕があまり、使いたくない
言葉の一つに

『紹介してください』

というのがあります。

『お客さんを紹介してください』
という言葉を
僕が使う事は基本的にない。

『紹介してください』
と言うのではなくて、

『ぜひ、紹介したいです』
『ぜひ、紹介させて下さい』

どうすれば、そんな自分に
なれるのかを考え続けて、
それを常に目指し続けるべきだと
個人的にはそう思っています。

今や世の中にはいろんな
メディア、媒体がありますが、
ファンこそが最強のメディア
なんだと思います。

ファンとは単に安いから
便利だから買ってくれている
人のことを言うのではないと思います。

安いから、便利だからという
理由で買ってくれた人は
他に安い、便利なモノを
見つけた瞬間にどこか
別のところへ行ってしまう。

フォロワーを増やすのと、
ファンを増やすのは、
似ているようで
まったく意味が違う。

僕の中では、
ファンマーケティング
こそが最強です。

ただ、ファンマーケティングには
大きな欠点があります。

それは、ものすごく、
時間と労力を必要と
するということ。

どんなに努力しても、
ファンになってもらえる
保証は全くない。
ファンになるかどうかの
決定権は100%相手側にあります。

以前はブランディングとは、
自分の事を良く見せること、
イメージを良くすることなんだと
思っていました。

でも、ある時期を境に
ブランディングに対する
考え方が変わりました。

今、ブランディングとは?
と聞かれたらこう答えます。

『ある特定の人たちにとって、
代わりがきかない存在になること』

みんなから好かれようとすると、
結局、誰からも好かれない。

仕事でもプライベートでも
それは同じなんだと思います。

商品やサービスの良さだけで
選んでもらう事がどんどん、
難しくなっていっています。
商品やサービスの良さだけで
人は選択しなくなって
きたように思います。

人が重要視するように
なってきたのは、
『誰がそれを扱っているのか』

個人的にこれからの時代に
一番、必要なことは
『自分の人間性を磨いていくこと』
そう思っています。

『新里さん、なんで毎日、
発信しているんですか?』

その質問の答えとしては、

僕がこれからの時代を
生き抜いていくためには
そのやり方しか残されていないと
思っているからです。

僕に選択肢はない。

だから、こうやって、
今日も、眠い目を
こすりながらも
自分の思考を世の中に
さらけ出しているんです。

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