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『フォロワー』と『ファン』は似ているようで全然違ったりする



ここ数年、友だちとクライアントの境目が
どんどん曖昧になってきている。

そう思いませんか?


今や、仕事とプライベートを
完全に分けるのは、ほぼ不可能です。


せっかく決まった内定も
SNSの投稿が原因で取り消しになったり、
フォロワーの数が採用の決め手に
なったりもします。


オンデーズはTwitterかインスタの
フォロワー数が一万人以上いたら、
基本給に五万円プラスする、
インフルエンサー採用
という枠があるそうです。


遊びではじめたSNSだったとしても
それが仕事の評価に直接、結びつく。
本当、すごい時代です。


ただ、『フォロワー』が
たくさんいるのと 
『ファン』が
たくさんいるのとでは
似ているようで全然、
違うように思います。



人類史上、はじめて、
個人が大企業を凌ぐほどの
影響力を持てるような
時代になりました。



どんなに広告費をかけても
なかなか売り上げが
上がらないと嘆く企業もあれば、
一投稿だけで数百万円を
稼ぎ出す個人もいる。




それは、エンドユーザーと
日々、コミュニケーションを
とり続け心通う関係性を
積み上げていって、
絆を深めてきた
からこそだと思います。



エンドユーザーと直接、
繋がっていて、
信頼関係を構築できている人が
当たり前ですが、一番、強い。



この『直接、繋がる』
というのを常に
意識するようにしてます。



Amazon、楽天、Airbnbなどの
『強さ』を一言で言えば、
エンドユーザーと直接、
繋がっているということ。



彼らを通さなければ
自分のお客さんに
たどり着くことが出来ない。


どちらが良いか悪いかの
話ではありません。


Amazon、楽天、Airbnbなどは
一番、難しい集客を
代行してくれます。


加えて、仕組みやネームバリュー、
ノウハウも活用させてもらえる。
人によってはそれが
大きなメリットになることも
あると思います。



ただ、デメリットとしては
彼らを通さないと
エンドユーザーと関わる
ことができないということ。



いつの時代も
エンドユーザーと直接、
繋がっている人の方が
一番、有利です。


直接関わっているからこそ、
信頼関係や人間関係を
自分自身に積み上げて
いくことが出来ます。



そうなると、
情報がどんどん
入ってくるようになる。


当然、一日二日で
そうなれるものでもない。


ある程度の時間はかかるもの。
ただ、時間をかけて
コツコツと積み上げて
きたものは簡単には崩れません。




フィードバックを直接
もらえるというのは
モチベーションアップや
商品やサービスの改善へも
繋がっていきます。



直接、繋がってどれだけ
多くの『共感』を
得ることができるのか。



それがこれからの鍵になると
個人的には思っています。


『共感』など今まで
目でみることが
出来なかったものが
『フォロワー』数だったり、
『いいね』の数だったり、
数値化されることで
一部、見える化するように
なったのも大きいと思います。



その豊富な資金力によって
認知度や影響力を
高めてきた大企業と
コツコツとファンとの絆を
深めてきた個人が
同じ土俵の上で
対等に戦える時代。


そして、時には
勝っちゃう時代です。



本当、世の中、
大きく変わりましたね。


誰でも簡単に発信者側に
なれるようになったことが
その大きな要因のひとつ。



反面、何のフィルタリングも
かからずに、自分の投稿が
いきなり世に出てしまう。



それが様々な問題を
引き起こしたりもします。



発信したいけど、
何をどう発信して良いか
分からないという人も多い。



これから、外部に
『編集者』みたいな
人が求められて
いくんじゃないですかね。



その会社を好きに
なってもらうよう仕向けたり、
その人のファンに
なってもらうように
演出するような人。


発信を躊躇している人には
『大丈夫ですよ!』と
背中をそっと押して
あげれる人。


暴走しそうな人には
『それ、ヤバいっすよ』
と冷静に
アドバイスをくれる人。


それ発信すると
みんな喜びますよ。
と気づかせてくれる人。



アクセルとブレーキの
役目を適切にやってくれる
人がいると
大きな問題にならなかったり、
確実にファンを獲得することに
繋がったりもする。



やっぱり自分の
『編集者』はいた方がいい。



企業はSNSやブログなどの
『メディア』を
手に入れることができる
ようになったけど、
客観性をもった
『編集者』が
いないことが多い。



おそらくこれから、
その必要性にみんなが
気づいてくると思います。



これから求められる人やモノも
変わっていくんでしょうね。


今までなかった仕事も
どんどん、
生まれてくると思います。


ただ、はっきりと言えるのは
エンドユーザーと直接、
繋がっていて、
信頼関係を構築できている人が
常に一番、強いということ。



そうなれるように
仕向けてくれる人のニーズが
ますます高まっていくのは
間違いないんじゃないですかね。


そんな人との出会いによって
一気にブレークする人も
増えてくると思います。



一般人が芸能事務所に入って
いきなりスターに
なっていくのと何か似ています。



それが個人レベルでも
現実化しちゃう時代なんですよね。




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