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人生は砂場と同じ単なる『遊び場』

『最近、俺ではなく、俺たちという
     言葉を使うようになった』


あるプロスポーツの
優勝チームキャプテンの言葉です。


強いチームの監督や選手の
インタビューの言葉から
いろんなヒント、勝つ理由を
すぐに理解することができます。


『個人では勝てなくても
   総合力では勝てる』


『人を生かして自分が生きる
 自分を生かして人を生かす』


強いチームは
共通してそのような感覚を
持っているように思います。


『WE』を意識すると
スムーズにいくことって、
世の中、すごく多いように思います。



組織や家庭内のもめごとの
原因は案外、
『内容』ではなくて、
『伝え方』であることが多いと
言われています。
ようは『言い方』です。



その代表的なのが
主語の使い方。


主語が『I』なのか『WE』なのか。


主語が『I』の場合は

『「あなたは」いつも○○だから~』


主語が『WE』の場合は

『私たちはこれから
 どうやったらうまくいくと思う?』


スタートラインからすでに
全然、違います。


その人の感覚や思考って
必ず言葉として表れてきます。


強いチームや組織、家庭内での
コミュニケーションが円滑な人って、
本人は無意識かもしれませんが、
言葉の中から
『WE』の意識の高さを
ものすごく感じます。


子どもに何かを教える際も
親が正解を与える必要は
1ミリもないと
専門家の方は語っています。


むしろ、大人が正解を
与えてしまうと、
子どもはつねに正解を相手に
求めるようになってしまう。


『常に一緒に考える存在』で
あることが大事とのことです。



『共に』というのがポイント。
まさに『WE』ですね。



僕は『スイミー』という童話が
大好きなんですよ。


みんな赤い魚なのに、
スイミーだけは真っ黒な小魚。
でも、泳ぎは誰よりも速い。


岩の陰に隠れて大きな魚に
怯えながら暮らす仲間たちに
一緒に泳ごうと誘う。


でも、大きな魚が怖いから
なかなか出てこない。


そんな時、スイミーは、
大きな魚に食べられることなく
自由に海を泳げるように、
みんなで集まって
大きな魚のふりをして
泳ごうよと声をかける。


黒い魚のスイミーが目となって、
小魚たちは大きな魚を追い払い、
岩陰に隠れることなく海を
すいすい泳げるようになった。


Queenの曲も

『I'm champion』

じゃなくて、

『We are the champions』


『champion』に
複数形の『s』が
ついているのがなんか深い。


チャンピオンは一人じゃない。


これからの鍵は『WE』思考。



スイミーの真似をして
みんながすいすい泳げるような
面白いことを、さらにさらに
どんどん、やっていきたいと
思っています。


ぼくは幼稚園の頃、
砂場が好きすぎて、
砂場で一度遊びはじめると
夢中になり過ぎて、
教室に戻ってこないと、
いつも、怒られていました。


今も相変わらず
幼稚園児の頃と
同じ感覚でいます。



僕にとって、人生は
砂場と同じ『遊び場』です。



ただ、一緒に
遊ぶ人を探している。
そんな感覚です。


『遊ぶように働く』
という言葉を
聞いたことがあります。


そんなまわりくどい
言い方はいりませんよ。


そんか方々は遊んでいます(笑)


楽しそうな人のまわりには
人がどんどん、集まってくる。
ただ、それだけの話です。


これからは
『I』思考よりも
『WE』思考ですね。

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