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人前で話すこと、初対面の人と会っても緊張しなくなる方法

ある時を境に人前で話すことも
初対面の人と話すことも
ほとんど緊張することが
なくなりました。

『どうやったら、
緊張しなくなれますか?』


何度もそのような質問を
頂くことがあります。

過度に緊張してしまう原因は
いろいろとあると思いますが、
その中のひとつに

『うまくやろう』
という気持ちが強すぎる
ことがあると思います。


勝手に自分でハードルを
上げてしまっている状態です。

そうすると、どうしても、
失敗してはいけないという
プレッシャーが襲いかかってくる。

僕があまり、
緊張しなくなった理由は
6割~7割くらい上手く出来ればいいや。
そう思えるようになったからです。
なんなら、半分くらい、
上手く出来れば十分。
そう思っています。


初対面の人と会っても、
どんなに有名人と会っても、
まったく緊張しなくなったのは、
『別に嫌われてもいいや』
常にそう思っているからです。


自分らしく接してみて、
それで嫌われるなら、
それはそれでしょうがない。
自分を偽って好かれても意味がないし、
偽り続けるのも疲れます。


もし、嫌われてしまっても、
その人とは、縁がなかったということ。
ただ、それだけの話です。


大丈夫、日本だけでも、
人間は一億人以上います。


交渉事はいつも、
『別に決裂してもいい』
そう思っています。

交渉事は
『別に決裂してもいい』
そう思っている人の方が
圧倒的に有利です。

決裂して困るのは
むしろ、おたくの方だ。
そう思うようにしています。
かりにそうじゃなくても、
いつか後悔する時が必ず来ますよ。
そう心の中で思っています(笑)

ものすごく、努力して、
準備して、いざ、本番に
向かうときに必要なのは、

『いかに肩のチカラを
抜くことが出来るかどうか』


なんだとも思います。

大谷翔平選手が普段、ものすごく
ハードに練習しているはずなのに、
いざ、打席に立つと、
ものすごく、リラックス
しているように見えませんか?

あの余裕さえ感じさせる空気感こそが、
ピッチャーにとって、
最高のプレッシャーになると思います。

そこで完璧にやろうとか、
絶対に決めてやるとか
思ってしまうから、
本番に無駄に力が入り過ぎたり、
余計なプレッシャーが
かかってしまうんだと思います。

先日、ある営業の方が
二人で会いに来てくれました。

まだ、入社したてのように
見える方が先に説明してくれました。

その直後に補足するように
隣にいた上司が説明をしたんです。

当然、上司の方が
断然、説明が上手い。

でも、不思議と先に説明して
くれた新人っぽい方の説明の方が
感情が動かされたんですよ。

下手ながらに一生懸命、
説明してくれたからです。

上司の方は説明は
上手いんだけど、
この人からは買いたくないな。
そういう印象でした。

説明って、上手ければ
良いという事でもないんですね。

その人の一生懸命さや
人柄や思いなどが伝わると
そちらの方が好感が持てます。

緊張はむしろ、
武器になることだってあります。

とはいえ、僕は何をするにも、
緊張しないわけではありません。
時間と労力を使ってくれた方に
この時間が有意義だったと
思ってもらえるかどうかに
関しては今でも、
ものすごく緊張します。
何に緊張するかが変わったんです。

むしろ、何に関してもまったく
緊張しなくなってしまったら、
自分に対して、ものすごく
不安になると思います。
緊張感は大事にしたいし、
常に持っていたい。

緊張はしてもいいと思います。
緊張しないようにしようとすると、
ますます、緊張してしまうもの。
『自分は緊張している』
と認めてしまうと案外、
冷静になれるものです。

準備や練習はとことんする。
でも、いざ、本番という時は
肩のチカラを抜いて、
『半分出来ればいいや』
という感覚で挑んで
結果のことは手放す。

自分に期待し過ぎたり、
自分のことを過大評価
し過ぎないことが
過度に緊張し過ぎないための
コツなんじゃないですかね。

自分なんて、どうせ、
大したことない普通の人間。
上手くできないことも多い、
当然、時にはミスもする。
それが自分であり、
むしろ、当たり前のこと。

そう思っていつも、
本番を迎えています。

『緊張する=駄目なこと』

そう思わないで欲しいです。

そんな場面に立ち続ける人ほど、
成長し続けている人
なんだと思います。

緊張も不安もないところには
あまり、成長も
ないんじゃないですかね。

と言いつつも、緊張しながら、
今日も投稿ボタンを押しています。

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