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同じ経験をしたからと言って、その人の気持ちが理解できるとは限らない

人はまったく同じ経験をしても
同じ感じ方や捉え方、
同じ気持ちになるとは限らない。

だから、同じ経験を
したからと言って、
その人の気持ちが
理解できるとは限らない。

相手の気持ちを理解する
唯一の方法は、

『相手が自分と同じような感じ方、
捉え方、気持ちになっているという
固定観念を持たずに相手の
話に耳を傾けること』


最近、自分事と他人事を
しっかりと分けて考える事の
大切さをあらためて感じています。

『成績を残すかどうかは、
他人の関心事であって、
自分の目標ではない。
自分が選んだ道だけが、
唯一の「正解」である』

大谷翔平選手の言葉です。

自分事と他人事を
明確に区別している事が
良く分かるコメントです。

ちなみに、大谷翔平選手の両親は
子どもの選択には一切、
口を挟まないそうです。
もちろん、相談されれば意見は言う。
でも、決めるのはあくまで本人。

大谷選手のお母さんは
今でもパートとして
働いているそうです。

その理由としてある記事で

『子どもは子ども、
自分たちは自分たち』

と語っています。
取材をほとんど受けないのも、
そんな理由からなんでしょうね。

そんなご両親の姿勢が
今の大谷選手の
自分事と他人事を分けて考える
マインドに繋がって
いるような気がします。


親子だろうが家族だろうが
他人ですからね。


もし、そういう教育を
受けていなければ、
自分がどう感じたかよりも
他人がどう感じたかを優先にして、
今の立ち位置には
いなかったかも知れないですね。


心理学の世界には
『セルフ・ディスタンシング』
という自分の悩みを
他人事のようにみるという
テクニックがあるそうです。

自分事を他人事のように
考えてみる事で
冷静に思い込みにとらわれずに
答えが出せるようになる。


発信を続けるコツの一つは、
『自分の事を棚にあげること』
なんだと思っています。


発信を邪魔する事の一つに
『自分がこんな事、
 言っていいのかな?』

という感情があると思います。

自分の事を棚に上げないと
続けていくのはとうてい不可能です。

自分事と他人事を
明確に区別するマインド、
自分の都合の良いように
自分事と他人事を
上手く行ったり来たりする
能力をぜひとも、
手に入れたいものです。

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