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心と性格のアンチエイジングなしに、肌やカラダのアンチエイジングをやっても何の意味もない


お肌やカラダのアンチエイジングに
一生懸命な人は多いんですが、
心理学的な観点から見ると、
心と性格もアンチエイジングが必要なんだそうです。


肌やカラダと同じで何もしないでいると
心と性格もどんどん、老化していく。


ただ、実際は心と性格のアンチエイジングには、
まったくの手つかずという人が
ほとんどだと言われています。


歳を重ねるほどに、心の状態や性格がモロに
肌やカラダの状態に出てくるようになる。


つまり、心と性格のアンチエイジングは、
美容や健康に大きな影響を及ぼしていること。


そんな話を聞くとすぐにでも心と性格の
アンチエイジングを始めたいと思うもの。


『でも、一体、何をしていいの分からないですよね?』


一番、最初にやるべきなのは、

『人の悪口を言うことをやめること』

なんだそうです。




人の悪口を言い始めるのは
もっとも分かりやすい
老化現象の一つだと言われています。



実際、悪口を言っている女性は
5歳以上は老けて見えているそうです。


悪口は『ストレス発散』
と思っている人が多いと思いますが、
実際には、悪口はストレスを増幅させて、
最悪の場合、脳を傷つけ、健康を阻害して、
寿命を縮める危険性すらあるそうです。



フィンランド大学の研究によって、
『悪口』を日常的に言い続けている人は
認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も
高くなる傾向がある事が分かっています。


人は、他人と自分を比べたときに
自分の方が優れていると
『優越感』を抱いて、
自分が劣っていると感じたときに
『劣等感』を抱きます。


劣等感は強烈なネガティブ感情なので、
そこから脱却したいという感情が生まれます。


それが行動として表れるのが、
『悪口』や『誹謗中傷』なんだそうです。


悪口や誹謗中傷によって、
相手を引きづり下ろして、
自分の価値を高めて(高まってませんが)、
相手とのギャップを埋めようとする行為。



それによって『劣等感』を
緩和しようとする心理が働いているとの事です。



人の悪口をあまり言わない人の
心理は自分よりも優れている人を
引きづり下ろして、ギャップを
埋めようとするのではなく、
自分を高めることによって、
相手とのギャップを埋めようとする心理が
働いているそうです。




健康を害し、肌をボロボロにして、
信頼すら失ってしまう危険性のある
『悪口』をやめるための二つ目の方法は
『自分を褒めること』
なんだそうです。




悪口を言う人は、
自己肯定感が著しく低い人。


裏を返せば、自己肯定感が高まれば、
悪口は当然のように減っていきます。

日々の小さな成功でもいい、
独り言でもいい。

自分のことを褒めるという
習慣を持つだけで自己肯定感は
どんどん、高まっていくそうです。


自分に自信を持てるようになると、
他人の言葉に自分の
考えや行動がゆらがなくなる。


人と自分をいちいち
比較することもなくなるので、
悪口を言おうという気にもならなくなっていく。


『悪口依存症』は
『アルコール依存症』や『薬物依存症』と
まったく同じ原理なんだそうです。


人の悪口を言い始めるのは
もっとも分かりやすい老化現象の一つ。


悪口によって、肌やカラダの老化現象は
加速的に進んで行く。


心と性格をアンチエイジングする
方法は他にもあるそうです。


それは『学ぶこと』
『知らないことがある』
ということを素直にを認めること。


たったそれだけで、
人は一瞬で謙虚になれる。

人は歳をとるにつれて、
人の意見を聞かなくなったり、
傲慢になっていったりする。


『自分は何も知らない』
そんな現実を認めて、
謙虚に学び続けることも
心や性格のアンチエイジングに
大きな効果があるそうです。


心と性格のアンチエイジングなしに、
肌やカラダのアンチエイジングだけをやっても、
何の意味もないような気がしてきました。


なによりも先にやるべきなのは、
心と性格のアンチエイジング
なのかもしれませんね。

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