脱・Techブログという話を #PRLT でやった
最初どこで見たんだったけな?いつの間にか「いつかLTしてみたい」リストに入ってた #PRLT に昨日(2/12)、初参加で初LTしていろいろと学びと交流して楽しんできました。
ちなみに資料はこちらで、「中途半端なTechブログなんてやめちまえ!」的なLTしてきました(石直球)
このエントリーをもうちょっと簡単に、辛口にして話しました。
構想30分、作成2時間のLTの割には、いい感じの反響、思ったとおりの「撮れ高」だったと思います。
思ったとおりに展開してホッとしてると同時に、久々にホームゲームであるPythonでもデータサイエンスでも野球でもない(334が滑ったのは知らんw)、知り合いがほとんどいないアウェイでLTして良い緊張感と達成感を感じました。
人生初LT(7年前)とか、はじめてのPyCon JPで200〜300人くらいの前で話したときと同じような新鮮さが合ったな、、、ぬるま湯に浸からない様、挑戦って大切(常に挑戦しないと前には進まん!って意味で)。
実はオウンドメディアの基本と同じ
この先、懇親会や質疑応答であった話にちょっと補足的な感じで2つほど。
(あえて具体例は避けますが)成功しているサービスや上場しているぐらいに大きくなってるところって、
・グロースしそこねた・できないサービスをさっさと閉じる
・「閉じて次のチャレンジ」に行くまでが速い(か、次の弾、次の次の弾を込めてすぐ打ってる)
ような印象がありますし、これはおそらく事実かなと思います。
(そもそもグロースハックとかリーンスタートアップってそういう考え方でもある)
一方、Techブログはというと、
「(偉い人・声大きい人の意向かエンジニアの自己主張なのかは別として)Techブログは案外適当にはじめては放置しがち」
という傾向にあるなと思っていて、
(注:情報と経験に基づいた、定性的な意見だけど多分そんなにズレてない)
過疎ってるオウンドメディアはちゃんと然るべき処理(クローズ)するのに、Techブログよ、お前って奴はなぜ生きてい(ry
っていうのが沸々と湧いてきたので、
さっさと閉じてしまえ!(閉店ガラガラ)
っていう話に持っていきました。
Techブログを閉じなくても済む方法もあるかもしれませんし、何かのトレンドの変化で再びブログが、、、ってのもあるかもしれませんが、「エンジニアがやりたいっていうから始めた」「社長(or CTO)がやれって」っていうメディアに果たして魂はこもるのだろうか???って思うじゃないですか?
そういうことです。
(人に言われてやらされる)仕事に成功はなし
普段はエンジニアチームのマネジメントに運用、(当然ながら)開発・分析タスクをしながら、採用も面倒見ている自分だったからなのか?
・どうやったら「強いエンジニア(個人)」と繋がれるのか
・エンジニアが採用に協力的だったらいいのに
・CTOとかVPEの人ってどういうふうに採用や人事スキル磨いてるのか?
というご質問をいただきました。
採用云々文脈における自分の考えはこんな感じです。
最初から「強い個人」は必要ない
世の中、クラウドやSaaSサービスが強力すぎて、(クラウド・ベンダーロックインを許容できるのであれば)「そこそこのエンジニア」でもサイトやアプリ作るのは可能なので、
サービス・会社のWayに共感してくれるエンジニアを入れる!
のがベストなんじゃないかと思っています。
とはいえ、私がやってるスポーツ科学のベンチャーみたいな専門分野だとそうはいかないので、そのへんの匙加減は皆さん考えましょう。
無理にエンジニアに採用協力させない(CTOは別)
大企業だろうが、10人もエンジニアがいないベンチャーだろうが、エンジニアの職務は「エンジニアリングで価値を出すこと」なので、
採用タスクを無理強いは厳禁(してくれる人とやる)
を基本にしてほしいなと、同じエンジニアの立場から思っています。
(ちなみに、この質問案外多かった)
「してくれる人」も、あまりたくさんの事はさせないようにしてほしいとも思っています(相手の人の善意に乗っかるのはトラブルの予兆です)。
ただ、例外もあって小さい企業のCTO、ちょっと大きい企業のVPEや開発部長(場合によってエンジニアリング・マネージャー)は採用も重要なミッションなので、ちゃんとやりましょう(≒採用・広報の人はこの点において強力を仰ぐ、突いてかまいません!)。
っていう話は「エンジニアのためのマネジメントキャリアパス」という本に乗ってるのでぜひご参考に。
Techブログの代わりにやったほうがいいこと
これは聞かれたというより、LTの時についうっかり飛ばしたので笑
あくまで一例なので参考程度に
紹介採用(リファーラル)がんばる
Techブログ開設して最初のホットエントリー出して定着して、、、っていう流れだと、どんなに頑張っても半年〜一年はかかる(断言)
ので、採用メンバーやボードメンバーが色んな所に出向いてわらしべ長者的にエンジニア探しの旅に出るのが「急がば回れ」かなと思います
余談ですが、過去に在籍した企業は多かれ少なかれ似た話があります&かくいう私も紹介および経営陣の直接ヘッドハンティングで入社経験あります(現職は社長からの直メッセでした)
リアルイベントでタダ飯でも振る舞う
勉強会でもミニカンファレンスでもなんでも。
エンジニアのイベントで寿司とかピザを出すと、、、的な話は平成の終わりと共に終わりそうですが、過疎ってるTechブログを放置するよりはマシかなと思います。
ちなみにですが、今日出てきたオフィスおかん、噂には聞いていましたがかなり良かったです!
頑張る個人を応援する
ブログ書いてたり、なにか発表している社員がいたら「ほどほどに」応援する、えこひいきにならない程度に
会社・サービスの公式SNSで紹介したり、勉強会・カンファレンスの参加費支援、イベントの会場提供などできることって結構あるよ?
#PRLT の感想
非常に温かみがる、いいイベントだなと思いました。
まず主催・スタッフが意志を持って楽しんでやっている、いい場所にするための準備や努力を怠っていないと初めてきた私にもヒシヒシと伝わりました(コミュニティ運営には一応意見あるので厳しく見てます汗)。
個人的には、運営しているもくもく会でこれは真似したい!と思いました。
「よ!!!」「むっっ」の所は別の言葉にすると思いますが笑
また、LT前の準備・やりとりなど、滞りなく進んだのも好印象でした。
敢えて難点を言うなら、色んな人と交流した中で営業目的なトークだったり、業務に関する情報を勘ぐる?ようなおじさんがいたのが非常に残念でなりませんでした(これは運営でどうにかなる問題でもなさそう&自分のイベントでもたまにいるのでそこは同情)。
とはいえ、憧れの #PRLT デビューできたのはホント素晴らしかったですし、採用・広報で思っていたことの棚卸しができて俺得でした!
次回テーマも興味ある、、、というかド直球なテーマなので時間が許せばまたLTしたいと思っております。
最後になりましたが、運営の皆様、LTを聞いてくださった参加者の皆様ありがとうございました!
頂いたサポートは、書籍購入・コミュニティ支援および、個人プロダクト(開発中)のリソースとして活用させていただきます。