2019年9月の読書ログ - データを扱うことと、創造性の作り方
ちょっと遅くなりましたが9月のやつです。
まず近況報告ですが、転職しました。
転職先の仕事とも関連する本を中心に9月は色々とたくさん本を読みました。
【9月に読んだ書籍】
・ザッソウ
・岩田さん
データを扱うということ
のっけから, 本の話題じゃなくて恐縮ですが9/5(誕生日の前日)こんなイベントに行ってました.
どのトークも素晴らしく, (懇親会のイイゴハン含めて)とても良い夜だったのですが、二番手でお話された@yuzutas0さんのスライドでシレッと紹介(≒ちょいちょい引用)されてたこの本がすごく良かったです。
一言でいうと、「PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)のデータマネジメント版」という類の本で、直接的な手段や解決方法というより、組織論から設計・運用までの知識体系がガツッとのってる教科書です。
お値段を見てわかるとおり結構なお値段の本かつ大きさも相当なのですが(ちなみに電子書籍は無いです)、
実務でデータ基盤作ったり運用する人(≒自分)必読じゃん!
ということで、これは実際すごく良い本でいい買い物でした。
もし所属先でデータ基盤云々の仕事があるかたは、ぜひ会社で一冊おいておくと良いかと思います(個人で買えとは言わない)。
というのと、実際の開発時のアプローチだったり技術的なところで参考にしたいと思い買ったこちらも読みました。
(私は読んでいませんが)原著を知ってる方には待望の一冊だったらしく。
私は訳書から読み始めましたが確かに実際いい本です、設計のふんわりした所からプロトコルまで触れてるのはいい感じです。
普段はありモノのFWやライブラリでいい感じに組むアプローチですが、これもまあ状況によって限度あるのでこの辺参考にしてもっとガッツリな手段で行けたらなと思ってますしやっていきます。
データを見せること
データをためて運用するには、「見せる」手段も大切です。
というのと、今の会社ではサーバレスアーキテクチャが全面的に採用されているので何かサーバレスな本を読もうと思ったら!?
まさにそのものズバリの本を頂いたので(長谷場さん・安田さんありがとうございます!)、帰省中にサクッと読みました。
結論から言うと、
手っ取り早くPythonと何かでWebアプリ作る経験したい人は
真似して読んでやってみてほしい!
手順も自然で環境作りから実装・リリースまでの流れもきれいで実際真似して良いと思います、仕事でそのまま使えるかはまた別ですが。
(そこそこFWそのもの・AWSに依存してるので実務ではちょびっとリスクあるかも)
初学者・駆け出しさんが読む・真似するのに良いと思います。
純粋な見せ方・Visualizationという観点で何か読みたいなと思い、読んだのがこちら。
英語の書籍ですが、マネーボールの書籍を読んだことがあってセイバーメトリクスを知ってる方なら問題なく読めると思います。
野球の指標や分析結果をどうやって可視化するか?に特化した本で、ヒントが多く面白いです。
ちなみに、こちらの書籍の可視化部分を引っこ抜いた本でもあります。
作者が同じなんですよねと。
充実度で言えば、RとMySQLのサンプル載ってる「Analyzing Baseball Data with R」なのですが、「自分でEXCELなり他の言語でいい感じにやるわー」って方は「Visualizing Baseball」の方が良いかもしれません。
創造的な仕事とチームのつくりかた
一言でいうと、
って感じです。
感想はこちらに書きましたのでご参考にどうぞ。
多くの方から反響をいただき、共感もいただけてるみたいです。
ちなみに印象的なコメントはこちら。
こういうことができてる時点で心理的安全性があるんじゃなかろうか
なるほどなるほど。そういう捉え方もあったか...
また、ブログの中で
・本質を探る努力をする
・アドバイスを得る
という別文脈で「独学プログラマー」も紹介しております。
気になった方はぜひ独プロの27章をぜひ。
さて10月は
まだ新しい本読んでないんですよね笑
なにか見かけたら読もうと思いつつ、私の人生のバイブルである
読み直したい気持ちが大いにあるのでちょっと時間見つけて読み直そうと思っています。
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