Give first モデル
社会におけるコミュニケーションを2つに定義するならば、GiveとTakeに分けることが出来ると思います。例えば、あなたがnoteでブログを発信することはGiveであり、そのブログ記事を見つけた人はその記事をTakeすることになります。
また、友人からパーティーに誘われたあなたは、その招待をTakeし、招待した友人はあなたに招待をGiveしたことになります。この様にGive and Takeの関係は常に表裏一体の関係となっているといえますね。
あなたが新たな組織やグループに参加する時、例えば転職をして新たな職場で新しい仕事にチャレンジすること、または気になった異性と新たな関係を構築したいとき、今まで接点のなかった状態からスタートしなければならないです。
こうして新たな人間関係をスタートさせたいとき、どうしていくのが良いでしょうか?
ここで私が考える策が、Give first モデルです。つまりあなたが先にGiveしていくことで、人間関係が出来上がっていくという訳です。
新しい職場にジョインしたとき、最初の数か月間は多くの人から情報を得ながら状況を把握して、あなたが出来る仕事を探して力を発揮していくことになるでしょう。この状況はあなたは同僚や上司の持つ情報や人脈をTakeすることになります。このままでは一方的な方向に情報が流れるだけで、Give and Takeの関係にはなり得ません。
そこで、新たな職場に登場したあなたから最初にGiveしていくことです。自ら自己紹介をして自分の情報をGiveする。あなたがTakeした情報に対して、質問や感想でフィードバックすること、あなたの意見をGiveすること、そうすれば相互に情報が交差するGiveとTakeの関係が出来ていきます。
この様にして、相互にコミュニケーションが円滑に進んでいけば、ゼロからスタートした人間関係から相談や信頼できる同僚または上司、部下の関係構築が生まれていくのではないでしょうか。
あなたがどこかで知り合い気になり始めた異性がいる場合にもGive firstを行うことで、段々と深い関係になれる可能性はあると思います。プレゼントをGiveしたり、チャットや手紙であなたが思うことを文字でGiveすることで、それをTakeした相手にとってあなたが少しづつ気になる存在になれば、今度はその相手があなたに対してGiveを行い始めるかもしれません。
ビジネス上の関係ではない(金銭が発生しない関係)シーンでの男女関係は、お互いの相性が人間関係の構築を左右する影響度は大きいですが、あなたがGive firstのスピリットで続けていけば、新たな関係のスタートに役立つと信じています。
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