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【5日間無料キャンペーン】報告!Kindleでウェビナー配信の書籍を出版しました!
ウェビナー配信に関する書籍出版この度、ウェビナー配信に関する書籍をKindleで出版しました!
このブログに掲載してきたウェビナー配信に関するノウハウを再構成して分かりやすくまとめたものです。
しばらくの間、ウェビナー配信に関するマガジンを更新しておりませんでしたが、この数か月の間、本の編集を進めてきました。そして、昨日4月14日、無事Kindleで出版することができました!
5日間限定の無
その14:ハイブリッド配信では、特に質問方法を示しておくべし
ハイブリッドは配信では、会場とオンライン上それぞれれに参加者がいます。オンラインだけや、会場だけのイベントより、イベント進行が複雑です。このため、よりスムーズで効果的なイベント運営のために、イベントがどう進行するのか、特にどう質問するのかを参加者に伝えておくことが、一層重要になります。
消極的だったが、やってよかった今回、私が初めて取り組んだハイブリッド配信では、事務局である私は、質問方法のスラ
その14:「会場向けの照明」と「オンライン向けの照明」を両立させる
ハイブリッド配信では、映像や音声だけでなく、「照明」も「会場向け」かつ「オンライン向け」に同時に最適化する必要があります。
会場では、配信映像をプロジェクターを使って投影しています。プロジェクターの明るさにもよりますが、基本的に会場の照明を落とさないといけません。
一方で、会場には講演者や座長がいます。講演中、会場は暗いので、講演者の顔が暗く映ります。これをオンラインで配信すると、講演者の顔が
その13:「発表者ツール」の画面が配信されてしまう、を回避する
ハイブリッド配信イベントの準備中、講演者のスライドを確認していたときに、ちょっとした、だけれども放っておけない課題が発生しました。
パワポの「発表者ツール」が共有されてしまう!3人の講演者のうち一人が「発表者ツール」を使いたいと言うのです。プレゼンテーションのスタイルは人それぞれです。参加者に見せるスライドと同じものを講演者自身も見ながらプレゼンする人が感覚的には多いと思いますが、中には「発表者
その12:レーザーポインターは役に立たない。では、どうする?
ハイブリッド配信の準備もいよいよ進んできました。内部の講演者を交えてリハーサルをしていたときです。
「構築した環境によるプレゼンになれていただこう」と、講演者に練習していただきました。舞台に設置した演台に配信用パソコンを置き、その後ろに立ってプレゼンをしていただきます。左後ろには、会場用スクリーンがあり、そこにプロジェクタで会場用にスライドを投影しています。
従来がずっとやってきたプレゼン形式
その11:オンライン上の講演者の音声を会場に出力せよ
ハイブリッド配信の試行錯誤は、続きます。
これまで「会場の映像や音声を、オンライン上の参加者にいかに届けるか」ということに試行錯誤してきました。ですが、「オンライン上の講演者の映像や音声を、会場にいかに出力するか」については、おろそかにしていました。ここでも、ハードルにぶつかりました。配信用PCから、会場のPAシステムに音声を入力する手段が分からなかったのです。
どこから音声出力する?パソコ
その10:OBS不要!カメラ映像にテロップをのせてみた!
前回からの続きです。
ハイブリッド配信をするための環境が、試行錯誤しながらですが、だいぶ進んでいきました。このままでも配信できそうですが、でももう少しやりたいことがある!
それは、テロップを乗せることです。テロップがあれば少しでも、オンラインイベントらしくなります。
あまり、動きがあるダイナミックなものを載せるつもりはありません。せめて、講演者の名前ぐらいは表示できないか、と考えたのです。
その9:映像と音声が一致しない、を解決できるか?
前回からの続きです。
講演者のパソコンは、 LAN と接続することになり、講演者のパソコンから直接スライドをコンテンツ共有して配信することにしました。しかし、新たな課題が生じました。映像と音声が不一致になることです。
講演者の音声は「配信用PC」から配信になる講演者が使用している無線マイクは、PA システムに接続しています。その PA システムから音声アウトプットを スイッチャーに取り込み、そ
その8:ネットワークにつなぐのか、つながないのか、それが問題だ
前回からの続きです。
オンライン参加者のために、講演者のカメラ映像と、講演者の音声を配信する環境は最低限ながら構築することができました。会場参加者のための映像と音声については、最初から会場の設備(PAシステム、プロジェクタ、スピーカーなど)を使えましたから、あまり問題はありませんでした。
上のように、だいぶ形になってきましたが、講演者の発表スライドをいかに配信するか?という点で、課題が浮かび上
その7:スピーカーから音を獲れ!
前回からの続きです。
ハイブリッド配信でオンライン上の参加者に会場の講演者の音声を届けるために、
・無線マイクに入力される音声をPAシステムに送る。
・その PA システムが出力する音声をスイッチャーに送る。
・さらに、スイッチャーから出力を配信用PCに送る
ことにを思いつきました。ハイブリッド配信では、一般的な方法でしょう。
しかし、PA システムの出力端子から得られる音声を、ケーブルでスイ
その6:信号の送り方が肝だった
前回からの続きです。
PA システムから音声アウトプットを取り、それをスイッチャー(Atem mini)に接続してオンライン上の参加者に音声を配信する方法を考えました。
が、PA システムのアウトプット端子はたくさんあるし、見たことのない端子です。さあ、これをどう接続すればいいのでしょうか。
刺さりそうなケーブルを買ってみる三つのピンが生えているケーブルは、どうやら XLR ケーブル(キャノ
その5:PAシステムから音を獲れ!
前回からの続きです。
講演者の映像をとるためのカメラについては、解決できました。
次に「オンライン参加者用の音声入力」を解決しないといけません。
ハイブリッド配信では、「会場参加者用の音声入力」、及び「オンライン参加者用の音声入力」を同時にしなければいけません。私が考えた最初の環境は次の通りでした。
「会場参加者用の音声入力」は、無線マイクから PA システムに、そこからアンプを介してスピ
その4:HDMIスルー出力とは?
前回からの続きです。
ビデオカメラとパソコンを HDMI ケーブルで結線しても、そのパソコンは、ビデオカメラを「外付けカメラと」して認識してくれませんでした。調べると、ビデオカメラを外付けカメラとして認識させるためには、「キャプチャーボード」が必要だ、ということがわかりました。
キャプチャーボードの購入を考え始めたとき、同僚から、ライブ配信の環境をスイッチャーを中心に組み立てることを提案されま