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東大生の83%がやっていたリビング学習ってほんとにいいの?

「東大生の83%がリビング学習」していたと聞いたことはありませんか?

書籍「東大脳の育て方」で現役東大生をはじめ、東大卒業生、東大生の親たちにリサーチした中でも特に有名な共通点です。


実際にうちでも、勉強部屋というものを現在は用意していません。

まだ長女が小2ということもあり、基本的にリビングで学習や宿題をしています。


あとは個人的にいわゆる「学習机」って使わなくなったときの処分が、重くて大きくて非常に大変だったので、用意するつもりもないってこともあります。(↓↓↓よくあるこういうタイプ)


リビング学習の2つのメリット

長女が小学2年生になり、宿題や教科書なども増えてきたので、そろそろ勉強部屋や学習机が必要かなーと考えていました。

しかし、「東大生の育て方」やその他の家庭教育、学習に関する書籍をいくつか読んでみて「今はまだ必要ない」との考えに落ち着きました。

その1番の理由となったリビング学習のメリットを2つピックアップしました。


1.勉強へのハードルを下げる

勉強部屋を用意すると、勉強を始める前に、部屋へ移動するという工数が必要になります。
さらに冬や夏などは温度調節も必要になり、前もって準備しておかないと部屋に行くことがおっくうになってしまいます。

これって大人でもありません?
居心地のいい空間から、冬場ならめちゃくちゃ寒い部屋へわざわざ移動してまで勉強したいって思いますか?

こう書いてみると、拷問ですね……


逆に多くの時間を過ごすリビングで学習をすることで、
学習が日常の一部という感覚を作りやすくなります。

なんでも「始める」までに大きなエネルギーが必要なので、最初のハードルを低くしておくことは非常に大切です。


2.ひとりきりの個室よりも学習に集中できる

ひとりの空間の方が集中できるんじゃ、と思われるかもしれません。

しかし、小さな子どもに個室でひとりでさせるよりも、リビングのような常に人がいるところの方が、「見てもらえている」という安心感を感じるそうです。

「さみしい」と思ってしまうと、集中なんてできませんよね。
しかも、学習という行為に「さみしい」「ひとりで怖い」といったネガティブな感情が紐づいてしまいます。


まずは、「学習=楽しい」というイメージを持ってもらうためにも、家族と同じ空間で安心して取り組めるようにすることが必要かもしれません。


さらに、近くに人がいるので、わからないところを聞けますし、できたことをアピールできる、褒めてもらえる、といったリアクションをすぐにもらえるという子どもへのモチベーションアップにもつながります。


ざわざわしている空間で集中して学習ができるようになると、周りの影響をうけにくい力もつきます。
これって大きくなってからも環境に左右されないという強みになりますよね。


リビング学習を効果的にやるポイント

小さなころは、リビングで学習をすることが効果的だとわかりました。

だからといって、子どもはすぐに遊びたがるもの。

そのためには、リビングの環境を整えておくが非常に大切です。


いくらリビングがいいからといって、おもちゃも出ていて、机もごちゃごちゃ、テレビもついてて、兄弟がゲームをしている、という状況で「勉強しろ!」はさすがにムリな話。

最低限、ちゃんと学習できる環境を作っておいておきましょう。
具体的には↓↓↓はしておきたいですね。

・テレビを消す(もしくは、リビングに置かない)
・スマホやタブレットをその時間は誰も使わない
・テーブルに不要なものを置かない
・おもちゃは片付ける

兄弟姉妹がいるなら、その子たち用に学習教材を用意しておくのが非常にオススメです!


うちでも、上の子が学習を始めると自分たちから「いっしょにやるー!」と教材を持ってきてやることがとても多いです。

ポケモンやディズニープリンセスやキャラクターもののドリルがたくさんあるので、本人たちに選ばせておくと楽しそうにやっています。

無くても、紙とペンを持ってきて絵を描いたり、字を見よう見まねで書いたりしているので、家族みんなで一緒にやると自然と楽しくなりました。


前にも書きましたが、子どもたちにとって「一緒にやる」ってすごく大切な時間、経験になるんだと実感しています。


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