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離れない不安を吐露したい①

こんにちは。shinyaです。 

まずは私のプロフィールからご紹介させてください。

26歳、男、会社員。生まれはずっと関東ですが、今は仕事の関係で関西に引っ越しています。

さて、私が離れない不安を抱えるようになったのはいつからだろうと思うと、社会人1年生の時からだったように思います。

私は、小中高とそれなりに勉強も運動もできました。成績と言う指標で図られる時期においては実に優等生だったと思います。しかし、友達はそんなに多くなかったです。人づきあいが非常に苦手でした。というよりも、怖かったのです。当時の同級生には、ごく一部を除いて会える気がしません。

大学生になり、相応に自分を客観視できるようになった私は、友達も作れるようになりました。いや、なったと思っていました。毎日飲みに行く相手には困らなかったし、授業を一人きりで受けた経験もそんなにはなかったです。授業をさぼり、友達と遊び、サークルにいそしんで、テスト前はあたふたする。人並みにバイトをして、ついつい無駄遣いをして、時には色恋沙汰もあって…と、ごくごく一般的な大学生だったと思います。掃いて捨てるような存在だったと思います。

けれど、やっぱり自分の性質はそう簡単には変わらないのだと思います。私は中学1年生の時、ひどいイジメにあっていました。思い出すのも辛いですが、当時バスケ部だった私は、大親友だと思っていたある同級生からイジメの対象にされたのです(Aとします)。Aは小学生のころからずっと一緒にバスケをやってきた仲で、中学に入っても私とAは実力では抜きん出ていました(当たり前ですね)。けど、私は先輩との付き合い方が分からず、浮いていたんだと思います。イジメをする側の肩を持つつもりはありませんが、私がAの立場でも、何となくイライラしたと思います。Aはさわやか系のイケメンでありながら、実に人気者らしい気質を持っていて、彼にターゲットにされるや否や、一斉に皆が僕に石を投げるようになりました。死にたくなるような毎日を過ごしました(というより、死のうとしたことがあります)。普通の学校生活を送るということができなくなりました。信頼していた友人は鬼になりました。そのあたりから、私は人との付き合いを意識的に避けるようになったのだと思います。勉強はできました。部活は陸上部へ転部して、それなりの結果を残しました。けど、思い返してみても、私は常に独りだったなと思います。人と関わるのが怖かったんだと思います。でも、当時は偏差値の低い奴らと一緒に過ごすなんて嫌だ、さっさと高校へ出ていきたいと考えるようにしていました。

高校は第一志望に合格しました。望んだ(と思っていた)通り、頭のいい人が多かったです。でも、頭のいい人は得てして要領がいいです。人付き合いが上手です。なんでもそれなりに器用にこなせます。人との付き合いを避けていた私はそれが全くできなかった。そういえば、中学生のころ、誰かと外に遊びに出かけたのなんて、片手で数えるくらいではないでしょうか。私はクラスの隅で、静かに、けど、独りは嫌だから、気の弱そうな何人かの友人と、それから部活の友達と過ごしていました。部活の友人は今でも大切ですが(もう全然会ってないなあ)、高校の友人で今も会うのはごく数人です。

この頃、母と父が別居を始めました。母親が少しヒステリーな所があり、父を追い出したのです。母とも父とも、仲がいい訳でも悪い訳でもなかった私は、そのことに無頓着でした。今思えば、子供の価値観がそれなりに変わるであろう高校生の時に、一緒に過ごせなかった父は本当にかわいそうだったなと思います。けど、母親と過ごす時間が別に嫌いなわけでもなかった私は、あまりストレスにも感じていませんでした。歪んでいたと思います。

ああ、そうですね。家庭は上にきょうだいがいます(男女の特定を避けたいので「上」と呼びましょう)。上はすごいです。人間ができている。私とは大違いです。上がいなかったら、とっくの昔に家庭崩壊していたんじゃないかと思います。上が私の家庭の楔でした。

そんな家庭環境の中で、高校は部活と勉強しかしていませんでした。正確には、それしかできませんでした。それしかやらないことで、満足していました。人並みにセイシュンをするべきだったのでしょうね。私がもし親になったら子供に絶対にそう言います。けど、恥をかくのも人と関わるのも怖かった私は、文化祭でも一緒に回る人がいないから部室にこもり、体育祭でも部室にこもり、ペアを作る授業は毎回不安になり、そういう過ごし方をしていました。今思うとよくいじめの対象にならなかったですよね。偏差値の高い高校に行って良かった点はそれかもしれませんね。一般的な高校なら確実にやられていたんじゃないかと思います。

少し疲れたので、また近いうちに続きを書きます。





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