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7歳までは神のうち


 月欠損理論が広まり、月の年齢の0〜7歳までのサインの特徴しか持ち合わせられない事により不完全な美しさが形成されている。

 裏を返せば7歳までは12サイン全ての要素を持ち合わせているので、古くからの言葉「7歳までは神のうち」と言うのは、占星術視点から言っても理にかなっている。

 さて月はどなたからしても愛着、思い入れのある天体だと思うが、器に穴が空いていたとしたらいつまでも満ち足りることはない。

 一時の幸福感は感情で体験することも大いに結構。
 しかしその器を水(感情だけ)で満たそうとすると、穴が空いたままでは上手くいかない。
 一生クレクレと餓鬼の様に生きる事になる。
 しかし、その穴(月)を塞いだとしたら?
 その為にリリスを使うのです。

 次元上昇を確実に果たしている為、ゲームで言う隠しアイテムを使える様になりました。
 土星以降の惑星、天王星・海王星・冥王星も近年発見され、認識された。
 ずっとそこにあったのに、多くの人々が認識した事により集合意識でその惑星に特別な力を与えた。
 特別な物や人は特別(異質)と言う権威性を周りが認識する事によりそのパワー。与え、発動させる事になる。
 善意・悪意問わずパワーはパワー。エネルギーはエネルギーなのだ。
 よくコンプレックスを他人に指摘されたり、凡庸では無く特異な個性を攻撃されそれを反転させ、輝く例がある。
 意図するしないに関わらずその人を輝かせるエネルギーの一部になっている。
 ファンもアンチも大差なく、エネルギーレベルではその人が輝く一助になっているのだ。


 余談を話した所でリリスに戻ると、よくリリスは地上に下ろしてはならないものと表現されるが、今リリスが注目されているのは意味があって、使いどきタイミングがきたからに他ならない。
 リリスを地上に下ろす時が来た。
 

 リリスは能動的な女性性だ。例えるとしたら虎のスピリットに近いだろう。

 虎のスピリチュアルでの象徴や意味は権力や財力の象徴。
 虎は「一日にして千里を行き、千里を帰る」といわれるように、強靭な生命力であらゆる厄災を振り払い、家運隆盛を導くといわれています。
 その力強さから守護神としての意味合いが大きく、虎の像は邪気を払いのけて武運をもたらし、商売繁盛や金運をもたらすものとして崇められて来た。
 
 
 一方で虎とは恐ろしく凶悪な猛獣なので怒りや災いの象徴にもなっており、人々から畏怖され続けている存在でもある。

 毒を以て毒を制する。
 使い方次第では致命傷になりかねないエネルギーだったので、人々は潜在化で封印してきた。
 しかし使いこなせるだけの次元に来たので、リリスにスポットが当たった。

 今一度自分のリリスを確認する事をおすすめします。あなたの人生がより幸福で包まれる様に。

 




 最後に私の小噺を挿し込ませていただきます。

 月とキロンの3.72度の緩い合を持っているんですが、このアスペクトは感情の記憶に役立ちます。
 特に感情の傷、瘡蓋を剥がす様な感覚に近くてそれを思い出すとやはり少し痛いのですが、その感覚が鮮明に蘇るので何か作品にするには有意なアスペクトとなるでしょう。
 また、10代などのホルモンバランスが安定しなく、体の変化が大きいときは嫌な気分になった時など人によってやり方は様々だと思うのですが、自傷行為に出る可能性もあります。
 私の場合は過食嘔吐に出ました。大量に物を食べて全て吐き出して、下剤も服用して、その激しい精神状態を他者に向けない為に自分に矢印を向けていました。
 とにかくそのエネルギーを自分のものにするまで、現実で投影しようとするのです。
 1番実りのある発散方法は芸術に昇華させる事だと思うのですが、その時の私はリアルでその激しい内面を発散していました。


 月といえば、私の3歳の時からの幼馴染兼、親友がいるのですが、私のバーテックスに彼女の月が合になっています。
 私の妹と彼女の名前が一緒で、出会いからまさかここまで長く一緒にいる事とは思ってもみませんでした。
 バーテックスと月のシナストリーは一緒にいるだけでそこが家になると表現されているのですが、まさにその通りで、唯一全てを曝け出せる相手であり私の次に私の事を知っている人です。
 

 月は私にとってラッキーチャームでもあります。
 排除するのではなく、この幻影で楽しく遊べたらと思っております。

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