折り畳み傘を持たせるように。
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。
最近昼夜逆転気味で、朝5時に寝て夕方4時に起きるみたいな生活が続いています(睡眠時間が長すぎ)。
さて、みなさん、自分の言ってることが相手に伝わってないなぁ、いまいち響いてないなぁってことありませんか。相手に対して良かれと思ってアドバイスしてるのに、全然納得いってない感じ。こっちも適当に言ってるわけではないじゃないですか。自分のこれまでの経験をもとにしたこととか客観的に見てわかる事実を伝えてるんですよね。でも伝わらない。
これはね、仕方ない。他人が他人を変えることはできないんですよね、やっぱり。自分は自分にしか変えられないってことなんだと思います。これよく聞くんですけど、本当にそうだなと。
僕がまだ実家に住んでた高校生までの間、マジで母親の言うこと聞かなかったんですよ。母親の言ってることが正しいんだろうなと思っててもなんか素直に聞くのが嫌だったり、そもそも言ってることが正論とは思えなかったり、どちらもあったかなと。
そんな僕は高校卒業して、大学に入るタイミングで1人暮らしを始めるわけです。今まで親にやってもらっていたことを全部1人でやっていく中で、母親に口うるさく言われてきたことがスーッと胸に入っていく瞬間がめちゃくちゃありました。それまでまったく納得いってなかったのに、急に腑に落ちるというか。あの感覚は衝撃でしたね。これは母さんに一本取られたわぁ、みたいな。ちょっと悔しかったり(笑)。
僕が母親の言葉を素直に受け取ることができるようになったのは、やっぱり自分が変わったタイミングだったと思います。人にこうした方がいいよって言われても変われないなって思いました。自分でうまくいかない経験をしないと変わろうと思えないんです。
というわけで、自分は自分しか変えられないんです。傍から見るともっとこうした方がいいのに、って思って教えてあげたとしても、実際に経験して、このままじゃだめだって自分で気づかないと変われないんですよね。だから、自分のアドバイスが全く相手に伝わらない、これは仕方ないと諦めるしかないです。
では、アドバイスすることって無意味なのか。僕はそういうわけでもないと思います。僕が1人暮らしで母親の言葉がスーッと入ってきたように、タイミングが来ればそのアドバイスが効果を発揮します。伝えたその場では響かなくても、もらった言葉って案外覚えてるもんです。
だから、相手を想っての言葉っていうのは、とりあえず伝えることが大切だと思います。例え相手に鬱陶しがられたとしてもね。いらないって言ってる子供に折り畳み傘を持たせるような感じで。いつか伝わるときが来ます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
規則正しい生活リズムに戻せるようにがんばります。
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