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2021年5月の記事一覧
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143: Wilson Phillips / The Dream Is Still Alive
ママス&パパスのジョン&ミシェル・フィリップス夫妻の娘、チャイナ・フィリップスが、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘、カーニー&ウェンディ・ウィルソンと結成し、1990年にデビューした女性コーラストリオ、ウィルソン・フィリップス。 まあ、要するに「2世アーティスト」なわけですが、1stアルバム『Wilson Phillips』は、US No.1シングルを3枚出すなど、大ヒットを記録しました。当時、結構聴いた記憶があります。 この曲は、1stアルバムからの5枚目のシングル(US12位)。アルバムの最後に収録されていました。 冒頭のコーラスとか、60年代に親たちが活躍したコーラス・グループへのオマージュを感じさせます。 『「夢のカリフォルニア」は今も生きている』というメッセージのようにも思えてきます。
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136: Van Morrison / Jackie Wilson Said (I'm in Heaven When You Smile)
テッド・テンプルマンがプロデュースした大物アーティストとして、ヴァン・モリソンを忘れるわけにはいきません。 北アイルランド出身の白人ヴォーカリストですが、その歌声は「ブルー・アイド・ソウル」という枠を超えてソウルフルです。 この曲はアルバム『Saint Dominic's Preview』(US15位)のオープニング・トラックで、R&Bシンガー、ジャッキー・ウィルソンに捧げた曲(US61位)。 アルバム全体としては、ブリティッシュ・フォークの影響が強い中にあって、ちょっと異色のナンバーですが、個人的に大好きな曲です。 と書いておいて、あれですが... テッド・テンプルマンがプロデュースに参加したのはアルバム中の4曲で、この曲はヴァン・モリソンの単独セルフ・プロデュース曲でした。 まあ、細かいことは気にしなくてもいいでしょう!